この記事の著者
楽天モバイルやLINEMO/povo2.0/ahamoなどモバイルSIMを複数契約し、長期的な視点で評価しながら、通信クリエーション編集部のライターがコンテンツを制作しています。
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LINEMOベストプランの速度制限は厳しいのか?
契約している利用可能データ量を気にしながらスマホを使わないと速度制限になってしまいます。
LINEMOベストプランでは、速度制限になると契約内容によってはスマホプランよりも速度が遅くなります。
画像引用元:LINEMO公式サイト
この記事を読むと以下の疑問が解決します。
- LINEMOベストプランでは、300kbpsの速度制限がかかる
- 速度制限時はLINEMOベストプランよりもスマホプランの方が速度は速い
- 速度制限時はLINEMOベストプランを他社と比較すると速度はお得ですが、金額が上がる
- 速度制限にならないための対策も紹介
LINEMOベストプランの速度制限
LINEMOベストプランで速度制限になると、最大300kbpsの速度制限がかかります。
速度制限とは、契約している会社が決めた上限を満たすと通信速度が低下します。具体的には、画像や動画の読み込みが遅くなったり、検索ページを開くのにも時間がかかります。
LINEMOベストプランでは、3GBを超えると10GBのプランになるので10GBまでは速度制限がかかりません。
10GBを超えてしまうと最大300kbpsの速度制限で15GBを超えてしまうと最大128kbpsの速度制限になってしまいます。
LINEMOベストプランとスマホプラン・ミニプランの速度制限を比較
画像引用元:LINEMO公式サイト
LINEMOベストプランとミニプラン・スマホプランの速度制限になった時の速度を比較しました。
LINEMO LINEMOベストプラン/LINEMOベストプランV | LINEMO ミニプラン/スマホプラン | |
---|---|---|
3GB/1カ月 | - | - |
10GB/1カ月 | 300kbps(LINEMOベストプラン) | 300kbps(ミニプラン) |
15GB/1カ月 | 128kbps(LINEMOベストプラン) | - |
30GB/1カ月 | 1Mbps(LINEMOベストプランV) | 1Mbps(スマホプラン) |
LINEMOベストプランを10GB以上の利用で速度制限が300kbpsなのでスマホプランと比べてしまうと通信速度は遅く設定されています。
Mbpsはkbpsの約1,000倍の単位なので、通信速度は速くなります。
また、数値が大きいと通信速度も速いです。
不自由なくインターネットを利用するために必要な通信速度は、約10Mbpsです。
LINEMOベストプランでは、10GBを超えてしまうと通信速度は300kbpsになります。
300kbpsは不自由なくインターネットを使える10Mbpsと比べると通信速度は33分の1しかありません。
LINEMOで速度制限になってしまった時の対処法
LINEMOで速度制限になってしまった時の対処法や戻り方は以下の通りです。
通常速度に戻すためには、1GBにつき550円(税込)でチャージ(追加購入)が必要です。
なお、通常速度に戻さない場合は追加料金はかからず、翌請求月の開始日(毎月1日)に自動解除され通常速度に戻ります。
LINEMOベストプランと他社の速度制限を比較
LINEMOベストプランと他社の速度制限の速度を比較します。
LINEMO | ahamo | povo | UQ | ワイモバイル | |
---|---|---|---|---|---|
300kbps | 10GB | ― | ― | 4GB | 4GB |
128kbps | 15GB | ― | トッピング無しの状態 | ― | ― |
1Mbps | 20GB | 20GB | ― | 15~20GB | 20GB~30GB |
他社と比較してみた結果、UQとワイモバイルが4GB/1カ月超えると300kbpsの速度制限に対して、LINEMOベストプランでは、10GB/1カ月で300kbpsです。
速度制限に関しては、10GBまで他社と同じ速度で使えるのはお得ですが、その分月額の基本料金があがります。
速度制限にならないために出来ること
速度制限になってしまうと、スマホが使えなくなったり、ストレスが溜まります。
追加で容量を増やそうとしてもお金がかかるので簡単には追加できません。
そこで、速度制限にならないためにできることを紹介します。
アプリの自動アップデートに気をつける
アプリは最新のバージョンに更新されると自動でアップデートされます。
WiFi環境でのアップデートであれば問題ありませんが、WiFiに接続されていないのにアップデートしてしまうと通信料を使ってしまいます。
よく速度制限になってしまう方は、WiFiに接続されている状態でしかアップデートでしない設定もあるのでおすすめします。
家では必ずWiFiを使う
速度制限の原因はWiFi環境以外でのスマホの利用が原因なので、家では必ずWiFiに接続しましょう。
家でWiFiに接続されていると思い込んで動画やSNSを長時間利用していると、実は接続されていなかったなんてこともあります。
速度制限にならないためにもこまめに確認しておくことをおすすめします。
使っていないアプリは通信OFFにする
アプリは使用していない時でも通信量を使っている事があります。
たまにしか使わないアプリなどは通信をOFFにしておくことをおすすめします。