この記事の著者
楽天モバイルやLINEMO/povo2.0/ahamoなどモバイルSIMを複数契約し、長期的な視点で評価しながら、通信クリエーション編集部のライターがコンテンツを制作しています。
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povoで3回線目だけが審査落ちになる理由を知りたい
povo2.0はKDDIが提供する、基本料金が0円で使える新しい形のモバイル回線ブランドです。
同一名義で1回線目、2回線目は契約できたのに3回線目の申し込みで審査落ちのメールが届いた…
画像引用元:povo
この記事ではこんな疑問に回答します。
- povoは3回線目の審査通過条件として、請求が2回支払済となっているpovo回線が1回線以上あることが条件になっている
- povoでは複数のトッピング購入が1ヶ月に1回にまとめて請求されるので、3回線目の契約には1回線目を契約してから最低でも2ヶ月以上の期間が必要
- povoの4回線目の契約には2回線で2回の支払いが必要。5回線目の契約には3回線で2回の支払いが必要。
povoの3回線目の契約には1つの回線で2回以上の支払い実績が必要
povoは同一名義で5回線まで契約できる
povoでは原則として同一名義で最大5回線までの契約が可能です。
家族や子供用のスマホ回線をpovoで揃えるために、同一名義で1回線目、2回線目、3回線目をまとめて申し込みたい…
しかし、povoでは3回線目の審査通過条件として、2回分の請求が支払済となっているpovo回線が1回線以上というハードルが設定されています。
トッピング購入回数=請求回数ではない
povoでは1つのpovo回線でトッピングを2個購入しても、2回分の請求が来るわけではありません。
povoでは1ヶ月の間に複数のトッピングを購入した場合も、請求は月に1回まとめて届きます。
<自動決済のお客さま>
毎月10~12日にクレジットカード会社、もしくはあと払い(ペイディ)経由でご請求いたします。<手動決済のお客さま>
毎月10~12日に請求金額をお知らせします。20日までにpovo2.0アプリからお支払いください。
クレジットカードでもあと払い(ペイディ)でも請求は月に1回
povoの3回線目の契約は1回線を契約してから最短でも2ヶ月後
povoでは複数のトッピング購入が1ヶ月に1回にまとめて請求されるので、3回線目の契約には1回線目を契約してから最低でも2ヶ月以上の期間が必要です。
先に契約した2つのpovo回線のうち、どちらか1回線で2回の支払いを行えば3回線目の契約が可能になります。
ℹ︎ 表は左右にスライドできます
1回線目 | 2回線目 | 3回線目 | |
---|---|---|---|
5月 | 契約完了 トッピング購入 or 従量課金 →請求支払い(1回目) |
契約完了 | 契約できない |
6月 | トッピング購入 or 従量課金 →請求支払い(2回目) |
請求なしでもOK | 契約できない |
7月 | 請求なしでもOK | 請求なしでもOK | 契約が可能になる |
povoの請求と支払いの確認方法
povoでは月に1回の請求と支払いが自動的に処理され、紙の明細書は届かないため今までに何回請求があったのかがわかりづらいです。
povoを契約後に何回請求があったかを確認する方法を解説します。
- povoに登録したメールアドレス宛のメールアプリを開く
- メール検索窓にpovoと打ち込んで検索
- povoからの請求支払い完了メールを確認する
メール件名:【povo】⚪︎月ご請求のお支払いが完了しました
少なくとも1つのpovo回線で、2つ以上の件名:【povo】⚪︎月ご請求のお支払いが完了しましたのメールが見つかれば、3回線目の契約が可能になっています。
1回の請求で条件を満たすことはできない
先に契約した2つのpovo回線でそれぞれ1回ずつ請求の支払いが完了していても、3回線目を契約できる条件を満たすことはできません。
povoで4回線目・5回線目に必要な支払い実績の条件は?
4回線目、5回線目の同一名義での回線契約にはさらに高いハードルが設定されています。
同一名義で4回線目の契約には2回線で2回の支払いが必要。5回線目の契約には3回線で2回の支払いが必要です。
ℹ︎ 表は左右にスライドできます
同一名義 契約回線数 |
必要な 支払い実績の条件 |
---|---|
1回線 | なし |
2回線 | なし |
3回線 | 1つ以上のpovo回線で 2回の請求支払い |
4回線 | 2つ以上のpovo回線で 2回の請求支払い |
5回線 | 3つ以上のpovo回線で 2回の請求支払い |
同一名義で同時に契約できるpovo回線は2回線まで
家族や子供用に契約者を同一名義にまとめて複数のpovo回線を契約することは適正な利用にあたるため問題とはなりません。
同一名義で同時に多くのpovo回線を契約できない理由は、スマホ回線や電話番号の不正利用を防ぐことです。
povoは基本料金0円で利用でき、トッピングを購入せず電話やSMS機能も利用しなければ料金が請求されることはありません。
実際に回線を利用しpovoからの料金請求があることを3回線目以降の契約の条件になっています。
しかし、一度に契約できる回線数が2回線までに制限されていることを考えて段階的に申し込みを進めましょう。
povoは回線ごとに別々のメールアドレス登録が必須
povo2.0アカウントにまだ登録していないメールアドレスの用意がない場合は、Gmailなど無料で取得できるメールサービスを使って、povoアカウントへの登録用メールアドレスを取得しましょう。
Gmailは同じユーザーが複数のメールアカウントを作成できる
メールサービス名 | 提供会社 | メールアドレス |
---|---|---|
![]() Gmail |
Google(米国) | 末尾が@gmail.com |
![]() iCloudメール(無料) |
Apple(米国) | 末尾が@icloud.com |
![]() Yahoo!メール(無料) |
LINEヤフー(日本) | 末尾が@yahoo.co.jp他 |
povo2.0は年間5回線まで事務手数料が無料
povo2.0は1回線目はもちろん、2回線目やそれ以降の契約にも事務手数料がかかりません。
年間6回線以上の契約を同じ名義で行なった場合のみ、1回線追加ごとに3,850円(税込)の契約事務手数料がかかります。
1年間に5回線までの申し込みであれば、契約事務手数料は無料で基本料も0円です。
■契約事務手数料について
1年間に6回線以上同一名義で新規契約する場合、1回線あたり3,300円をご請求いたします。