この記事の著者
楽天モバイルやLINEMO/povo2.0/ahamoなどモバイルSIMを複数契約し、長期的な視点で評価しながら、通信クリエーション編集部のライターがコンテンツを制作しています。
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povoでデータ専用プランを選ぶとSMSは使える?
この記事ではこんな疑問に回答します。
- povoのデータ専用プランはSMS(ショートメッセージ)機能も使えない
- povoの通話+データプランはプラスメッセージが使えるが、データ専用プランでは使えない
- 後からSMSが必要になっても、通話+データプランに切り替えることはできない
- SMSやプラスメッセージを使う可能性があるなら通話+データプランを選ぼう
- 通話+データプランを選んでも余計な基本料金や月額コストは一切かからないので安心
povoのデータ専用プランはSMS機能に対応していない
povoのデータ専用プランはSMSの送信と受信に対応していません。
申し込み画面上にも”通話およびSMSの送受信の機能はご利用いただけません”の記載あり。
データ専用プランの電話番号には認証SMSが届かない
SNSやアプリでは、さまざまな場面でセキュリティ目的のSMS認証システムが活用されています。
LINEアプリのセキュリティ認証でもSMSが届く
povoのデータ専用プランはSMS送信だけでなく受信にも対応していません。
povoでデータ専用プランを契約していても電話番号自体は発行されますが、その電話番号宛にSMSは届きません。
「データ専用」プランは通話・SMSの利用はできますか?
「データ専用」プランをご利用の場合、通話・SMS・国際通話・国際SMSをご利用いただくことはできません。
データ専用プランでできることとできないこと
ℹ︎ 表は左右にスライドできます
機能 | データ専用プラン |
通話+データプラン |
---|---|---|
通話 | 非対応 | 対応 |
SMS送信 | 非対応 | 対応 |
SMS受信 | 非対応 | 対応 |
データ通信 | 対応 | 対応 |
プラスメッセージ | 非対応 | 対応 |
テザリング | 対応 | 対応 |
povoのデータ専用プランはプラスメッセージ非対応
大手キャリア3社(ドコモ、au、ソフトバンク)が直接提供するメインブランドや格安モバイル回線プランはすべてプラスメッセージの利用に対応していますが、いずれも通話機能対応プランの場合です。
画像引用元:プラスメッセージのAppStoreページ
povoのデータ専用プランはSMS機能が省かれているので、制約上プラスメッセージアプリを使ったメッセージの送受信にも対応していません。
ℹ︎ 表は左右にスライドできます
回線ブランド名 | プラスメッセージ対応状況 |
---|---|
ドコモ |
対応◎ |
povo |
対応◎ |
irumo | 対応◎ |
楽天モバイル |
非対応× |
au |
対応◎ |
UQモバイル |
対応◎ |
povo2.0 |
対応◎ データ専用を選ぶと非対応 |
ソフトバンク |
対応◎ |
povo |
対応◎ |
ワイモバイル |
対応◎ |
povoでは後からSMSが使えるプランに切り替えることができない
povoでは、データ専用プランを選択して契約を済ませた回線を、後から通話+データプランに切り替えることはシステム上できません。
ℹ︎ 表は左右にスライドできます
機能 | データ専用プラン |
通話+データプラン |
---|---|---|
通話 | できない | できる |
SMS | できない | できる |
SIMカードで契約 | できない | できる |
eSIMで契約 | できる | できる |
契約 | 新規契約のみ対応 | 新規契約と MNP転入に対応 |
MNP転出 | できない | できる |
データ専用プランは気軽に契約できるけれど、電話/SMS/プラスメッセージへの機能対応を後から追加することはできないことを理解してから契約しよう。
povoは通話+データプランを選んでも基本料0円でトッピング価格も同一
通話+データプランを選んでも、通話やSMS機能を一切使わなければ余計なコストは1円もかかりません。
提供されているデータトッピングのバリエーションと価格/有効期限はデータ専用プランと同一です。
データ専用プランは契約時に本人確認不要で即日契約できる手軽さがいちばんのメリットですが、契約後のサービス利用には制約が多いです。