「会いたい」と思っても、その一言が言えない。誰かに気持ちを伝えるのは、すごく勇気がいります。それが恋愛となると、なおさらです。
この記事では、会いたいけど言えない心理をひとつずつ整理しながら、つらい気持ちとどう向き合えばいいか、対策やヒントをご紹介します。
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目次
会いたいけど言えない……8つの心理
「会いたい」と思った気持ちをなぜか口にできない背景には、次のような心理が隠れています。
- 嫌われたくない
- 傷つきたくない
- 軽くみられたくない
- 今の関係が微妙で壊したくない
- 相手の気持ちがわからない
- 自分に自信がない
- 遠距離・相手の仕事が忙しい
- 伝え方そのものが分からない
嫌われたくない

「面倒って思われたらどうしよう」「重いって引かれたら嫌だ」「迷惑をかけたくない……」
そう思うと、つい口をつぐんでしまい、「会いたいけど言えない」状態になります。
- 重く思われたくない
- 面倒くさいと思われたくない
- 嫌がられたらどうしよう
嫌われたくない気持ちはとても自然な感情です。
「会いたい」と伝えることで今の関係が変わってしまうのが怖い――そんな不安が心の奥にあるのかもしれません。
傷つきたくない

過去に「会いたい」と伝えてスルーされたり、断られた経験があると、もう一度、つらい感情を味わうのが怖くなります。
たった一度の経験でも、心に深く刺さってしまうものです。
- 「また無視されたら…」
- 「あのときみたいに突き放されたら…」
過去の傷が「もう二度とあんな思いはしたくない」と心にブレーキをかけてしまう。
怖さから距離を置いているように見えて、本当は「また近づきたい」と思っているからこそ、つらくなります。
軽くみられたくない

「会いたい」なんて軽く言ったら「軽い人」と思われるかも。
そう思って、気持ちを出せず、「会いたいけど言えない」状態になっている人も多いです。
- 暇だから声をかけたと思われたくない
- 下心があると思われそう
相手のことを大事に思っているからこそ、「軽く見られたくない」というプライドが働きます。
でも、言葉を飲み込むたびに、「会いたい」と伝えたい気持ちはモヤモヤと溜まっていきます。
今の関係が微妙で壊したくない

「友達以上恋人未満」とか、「付き合ってるけど最近距離がある」「相手に別のパートナーがいる」みたいな微妙な関係性。
そんなバランスの中で、「会いたい」と言うのは勇気がいります。
- 相手の気持ちが自分にあるのか分からない
- 最近、連絡が減ってきた
- 曖昧な関係をはっきりさせるのが怖い
本当はこのままでは苦しい。でも、動くことで壊れるのがもっと怖い。だから何も言えない。
そんな状態に、気づかないうちにハマってしまっているかもしれません。
相手の気持ちがわからない

「自分は会いたいけど、相手はどう思ってるんだろう」
これが分からないから、どう動けばいいかも分からなくなってしまいます。
- 忙しいのかもしれない
- 自分との距離を取りたいのかもしれない
相手の気持ちが読めないと、あれこれ考えてしまって、次の一歩が踏み出せなくなります。
不安と想像ばかりが大きくなって、結局動けなくなり「会いたいけど言えない」状況に追いこまれます。
自分に自信がない

「どうせ、自分なんかが言っても…」
そう思って、気持ちを伝えることを最初からあきらめてしまうケースがあります。
- 自分を過小評価してしまう
- 迷惑じゃないかと不安になる
- 好きな人の前だと、自分が小さく感じる
自分に自信がないため、「会いたいけど言えない」「会いたいけど、私には言う資格がない」と思い込んでいるパターンです。
Oggi(小学館)のアンケート調査によると、恋愛で「自信がない」と回答する方は、約8割弱にのぼるとの結果が出ていました。
「恋愛で自分に自信がないと感じることがある?」の設問では、78.7%の方が「はい」、21.3%の方が「いいえ」と回答。
多くの人が、「自分には魅力がないのでは」といった気持ちを抱えながら、恋愛に向き合っているようです。
気持ちを伝える前に、自分自身を否定してしまうため、「会いたいけど言えない」といった負のループにハマりこみます。
相手の状況を配慮した結果、言えない(遠距離・仕事が忙しいなど)

相手が忙しい。物理的に距離がある。そんな事情があると、「今は我慢しよう」と自分に言い聞かせてしまいます。
- 会えない状況は分かってる
- 今、言っても困らせるだけかも
- タイミングじゃない
でも、それでも「会いたい」と思うなら、その気持ち自体を否定しないであげてください。状況を思いやることと、自分の想いを押し込めることは、同じではありません。
「会いたいけど、ガマンするのが愛情」と思い込んでいる
中には、「会いたい」と思っても、相手の状況を考えて気持ちを押し込めてしまい、寂しい気持ちを言い出せない人もいます。
- 自分が我慢すれば平和に進む
- 甘えたら相手の負担になってしまう
- 愛しているからこそ、距離を取るべきだ
相手を思いやる気持ちがあるからこそ、遠慮したり我慢してしまいます。
そして、ずっと気持ちを押さえ続けていると、「どうせ伝わらない」「私ばかり我慢してる」と、心がすり減っていきます。
どう伝えればいいか分からない

- 「会いたい」って、どう言えば重くならない?
- LINEで?電話で?
- タイミングは?
- 言い方は?
- なんか浮いてたら恥ずかしい
- 気まずくなったら嫌だな
伝え方に悩んで、結局言えない。
でもその裏には、「ちゃんと気持ちを受け取ってほしい」という願いがあります。だからこそ、言葉選びが難しくなってしまうのです。
もし迷ったときは、シンプルに気持ちだけを伝えてみるのもアリでしょう。
「少しお話しませんか?」
「たまにはランチでもどう?」
こんな軽やかな一言でも、会いたいと願った想いは十分届きます。
会いたいけど言えない時の対策3つ
「会いたい」と思っているのに、どうしてもその一言が言えない――。
理由は人によって違いますが、その裏には、迷いや不安、過去の経験など、いろいろな感情が絡み合っています。
ここでは、「自分の気持ち」と「相手の気持ち」、両方にしっかり向き合うためのステップを順に紹介します。
最終的に、「会いたいけど言えない」から「どうするか」に進むヒントになれば幸いです。

まず「自分は本当に会いたいのか」を見つめ直す
「会いたい」という気持ちをよくよく掘り下げてみると、本当は別の感情だった――ということもあります。
- ヒマな時間を埋めたかっただけ
- 相手の気持ちを確かめたくなっただけ
- 最近会っていないから、少し様子が気になった
このように、自分の感情を見直してみると、「本当に会いたいと思っているのか」が少しずつ明確になってきます。
また、会いたいのに言えない「理由」も見つけてみてください。
- 拒絶されるのが怖い
- しつこいと思われそう
- プライドが邪魔をしている
- 過去に同じようなことで傷ついた記憶がある
「ブレーキの正体」が分かると、自分の気持ちを少し距離を置いて見られるようになります。
「寂しさ」が会いたい理由なら、他の方法で紛らわせることもできるかもしれません。
一方で、素直に「会いたい」と言えない理由が「プライド」だったとしたら、それは相手のことよりも、自分の心が優先になっている状態とも言えます。
「会いたいけど言えない」と思ったとき、まずはこの“そもそも論“――「ホントに自分は、会いたいのか?」を自分の中でクリアにしてみることが第一歩です。
「好きだから会いたい」「会えないのは寂しい」と思った場合
自分の気持ちを考えた結果、「理由なんてない」「説明はできないけど会いたい」と思った場合は、もう立派な「好き」のサインかと思います。
そのうえで、「言いたいけど言えない」気持ちをどう扱うか。次に意識を向けるべきは「相手の気持ち」です。
次に「相手の気持ち」を考える
自分の気持ちがハッキリしたら、次に考えるべきは「相手の気持ち」。
相手が今どんな気持ちでいるのか、どんな状況でどんな立場にいるのかを、できるだけ丁寧に想像してみましょう。
相手の気持ちが分からない、冷静に判断できないときは……
「自分の気持ちは整理した」
「相手の立場や状況も想像した」
「――それでも、相手の気持ちが分からなかった」
気持ちは目に見えませんし、直接聞ける関係ではない場合もあります。そんなときは、外側からのヒントを得て、相手の気持ちをみていきましょう。
身近な人に話してみると、自分では気づけなかった事実が見えてくる場合があります。第三者は冷静に状況を見てくれるからです。
「相手は、もしかしてこう思ってるんじゃない?」
「あなたの気持ちが強すぎて、ちょっと引かれてるのかも」
……など、恋愛の当事者ではないからこそ出てくる視点があります。話すことで頭も整理され、「言うべきか、やめておくか」の判断材料になるはずです。
相手の気持ちがわからない、友人知人もいないし、手がかりもない――
そんなときは、恋愛相談のエキスパートに相談するのもアリです。恋愛相談のプロにはこんな人たちがいます。
心理カウンセラー | 気持ちの整理やコミュニケーションのアドバイスが得意 |
恋愛コーチ | 実践的なアプローチや行動のタイミングを提案 |
占い師 | 相手の気持ちや今後の流れを、第三者の視点で読み解く |
「ひとりではもう考えきれない」と感じたら、視点を変えるつもりで相談してみてもいいかもしれません。
例:占い師の場合
占いというと「未来を当てる」イメージが強いかもしれませんが、実は恋愛相談のエキスパートが多く、気持ちの整理や相手の心理を読み解きが得意な先生がたくさんいます。
電話占いで一番多い相談は、恋愛に関する悩みです。
連絡引き寄せ、縁結び、復縁、恋愛成就を得意としている占い師もいて、以下のような占術を使って相手の気持ちを視てくれます。
- タロット
- 霊感・霊視
- 西洋占星術
- 四柱推命
- 数秘術 など

あえて「相手のことを考えない時間」を取り、心に余白を作る
悩みが深まると、「相手はどう思ってる?」「連絡していいのかな?」と考え続けてしまいがち。でも、考えれば考えるほど混乱することもあります。
そんなときは、あえて「相手のことを考えない時間」をつくってみましょう。
- 自分を甘やかす!
- 徹底的に、趣味に没頭する!
- 友達と思いっきり遊ぶ、しゃべる、笑い倒す!
- 好きな場所にいく!
- 好きなものを食べる!
心に余白が生まれると、焦りや思い込みがすーっと引いていきます。
「自分は本当にどうしたいのか」「相手はどう感じているのか」が、自然に見えてくることもあります。