「あの人さえいなければ……」そんな思いで疲れたときにおすすめの、嫌いな人が去っていくおまじないを紹介します。
特別な道具や難しい儀式はなし、日常の中でできる、静かで優しいおまじないだけをセレクトしました。
関わりたくない相手は、誰にでもいます。無理に我慢して付き合い続けるよりも、おまじないでそっと距離を置き、心を軽く整えていきましょう。
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目次
嫌いな人が去っていくおまじない【一覧】
- 鏡をピカピカに磨く
- 部屋の模様替えをする
- 「縁切り」の言霊
- 塩を持ち歩く
- 嫌いな人の名前を紙に書き、燃やすor溶かす
- 嫌いな人の名前を消しゴムで消す
- パワーストーンを身につける
- ハーブ系の香りで悪い気を祓う
- 縁切り神社
- 縁切り占術
それぞれのおまじないの「やり方」を、順に紹介します。
鏡をピカピカに磨く

嫌な人を遠ざけたいときは、まず鏡をきれいに磨いてみましょう。
鏡は、昔から「気」を映す道具とされ、風水やスピリチュアルの世界でも重要なアイテム。汚れた鏡は、不要な人間関係や悪い運気を溜め込みやすいといわれます。
また、鏡は「反射する」という意味もあるため、ピカピカに磨き上げれば、悪い縁をはね返す働きに期待が持てます。
- 余計な人間関係が自然にフェードアウトしやすくなる
- 心のモヤモヤが晴れる
- 自分の気持ちに素直になれる
- 自分の「本来の魅力」が映し出される
- 無理な付き合いが減る
鏡を磨くときは、「私は私を苦しめる関係を手放し、穏やかなつながりを迎えます」と心の中で唱えながら行うとより効果的です。
手鏡や洗面台の鏡など、毎日見る場所から始めてみてください。
部屋の模様替えをする

人間関係に変化を起こしたいときは、「空間の使い方」を見直すのもおすすめ。
部屋の模様替えは、ただの気分転換ではありません。運気や人間関係にも影響を与えると考えられています。
- ベッドや机の向きを少し変える
- 古いものや思い出の品を手放す
- よくいる場所に「気分が良くなる物」を置く
(観葉植物やお気に入りの小物など)
模様替えを通して空間のエネルギーの流れが変わると、自分自身の行動や思考も変わるため、自然と「波長が合わない人」が離れていく効果に期待が持てます。
嫌いな人と関係がこじれているときは、過去の気配を残したままにしないように、空間を整えましょう。
空間を新しくすると、「もうその人は自分の世界に必要ない」と、明確な意思を示せます。
「縁切り」の言霊

嫌いな人と自然に距離をとりたいときは、「言葉の力」を借りるのもおすすめ。
自分の気持ちを整えるためのアファメーション(前向きな自己宣言)を唱えて、気持ちを切り替えていきましょう。
嫌いな人が去っていく「縁切りの言霊」には、次のような例があります。
- 「私の学びは終わりました」
- 「ありがとうございました」
- 「〇〇さんとの関係を手放します」
- 「私は、平和な日常を選びます」
- 「私は、すでに幸せです」
これらの言霊は、声に出してもいいですし、心の中で静かに唱えるだけでも構いません。
大切なのは、嫌いな人を呪う気持ちではなく、「○○さんとのつながりは、自分には必要ない縁だった」と認識して、手放す意志を明確にすること。
縁切りの言霊は、嫌な人に執着するのではなく、自分の幸せを最優先にするという宣言でもあります。
新月・満月の日に唱えるのも効果的
「縁切り」の言霊を唱えるタイミングは、いつでも問題ありません。
ただ、新月や満月の夜は、自然の流れと自分の意図が重なりやすく、心の切り替えがしやすくなるため、とくにおすすめです。
新月は「新しいスタート」のタイミングなので、「もうこの人との関係はいらない。これからはこう在りたい」という前向きな意図と相性が良いです。
満月は「あふれた感情や不要なものを手放す」タイミングとされ、長く引きずってきた縁や思いを静かに終わらせるのに向いています。
塩を持ち歩く

「嫌いな人が去っていくおまじない」でよく使われるアイテムのひとつが「塩」です。
塩には「浄化」や「魔除け」「悪縁を断ち切る力」があるとされ、昔からお清めや厄払いに使われてきました。
塩を持ち歩くと、嫌いな人との縁を自然に遠ざける結界効果に期待が持てます。
中でもおすすめなのが、「粗塩(あらじお)」です。
ミネラルを多く含む自然のままの塩である粗塩は、スピリチュアル的にも「邪気を吸いやすく、浄化力が高い」と言われます。塩の粒が粗いぶん、エネルギーの流れを受け止めやすいとも考えられています。
粗塩は、スーパーの調味料コーナーや通販サイトなどでも手に入ります。パッケージに「天然塩」「海塩」「あらじお」などの表示があるはずなのでチェックしましょう。
「料理用の塩」で問題ありませんが、「盛り塩用」や「お清め用」として販売されている粗塩もあります。
塩は、どうやって持ち歩く?
昔ながらのおまじないでは、「和紙」や「半紙」に粗塩を包んで持ち歩くのが良いとされます。
しかし、「嫌いな人が去っていくおまじない」は気持ちが大切なので、ティッシュやコピー用紙に包んでも問題ありません。その他、
- チャック付き小袋に入れる
- 小瓶やピルケースに入れる
- お守り袋の中に入れる
などでもOK。これらの方法なら肌身離さず、目立たず持ち歩けます。
大切なのは「気持ちを込めること」なので、塩を包むアイテムには無理にこだわらず、自分が扱いやすい方法で持ち歩きましょう。
また、使った塩は定期的に新しくしましょう。
週に1回、または「嫌な人と会った日」など、区切りのタイミングで新しい塩に入れ替えると気持ちも切り替わります。
嫌いな人の名前を紙に書き、燃やすor溶かす

「嫌いな人が去っていくおまじない」の中でも、火を使う方法は浄化の力が強いとされます。
火は古くから「変化」「消失」「再生」を象徴するエネルギー。嫌いな人の名前を紙に書き、それを燃やすおまじないは、強く縁を断ち切りたいと願う方に向いています。
ただし、火の扱いに不安を感じる方も多いでしょう。そんなときは、「水に溶ける紙」を使った代替方法がおすすめです。
火を使わない「水に溶かして、手放すおまじない」
最近では、「水に溶けるメモ」「水溶紙」といった商品が文房具店や通販で手に入ります。
水に溶ける紙なら、燃やす必要がないため、安全で穏やかに、嫌いな人が去っていくおまじないをかけたいときにピッタリです。
やり方はシンプルで、
- 水に溶ける紙に、嫌いな人の名前を書く
- 水(コップの水や小さめの洗面器)の中に紙を入れ、そっと溶かす
- 溶けていく様子を見ながら、「この関係は終わりました」「私は自由です」と、手放しの言葉を唱える。
火の力に頼らなくても、「溶けて消えていく」過程で、嫌いな相手への執着が和らぐ感覚を持つ方も多いです。
水に溶かして、固まった感情や執着をやさしくほどき、自然に流していくおまじないになります。
距離を置きたい相手の名前と一緒に、重たい気持ちも流してしまいましょう。
嫌いな人の名前を紙に書き、消しゴムで消す

消しゴムを使ったおまじないは、「嫌いな人とはいえ、穏やかに縁を切りたい」「ニガテな人と静かに距離をとりたい」ときに向いています。
消しゴムで消すという行為は、相手の存在を自分の意識から消していく儀式でもあります。
やり方はとてもシンプル。
- 白い紙に嫌いな人の名前をフルネームで書く
- 消しゴムで、名前をていねいにゆっくり消す
- 消しているあいだ、「私はこの関係を手放します」「静かな日々を取り戻します」と心の中で唱える
一文字ずつ消していくと、自分の気持ちもだんだん軽くなっていくのを感じられます。
消し終えた紙はそのまま捨ててもかまいませんが、気になる場合は、シュレッダーにかけたり、ビリビリに破って処分するとよりスッキリします。
パワーストーンを身につける

パワーストーンの中には、不要な縁を遠ざけ、悪い気から身を守る力を持つ石もあります。
アクセサリーとして身につけるほか、小さな石をポーチに入れて持ち歩くだけでもOK。「あの人から私をお守りください」と心で唱えながら石を手に取ると、より気持ちの整理がつきやすくなります。
「人間関係のトラブルから自分を守る」「悪縁を遠ざける」など、守りの力が強いとされるのは次の石です。
ラピスラズリ
魔除けの石。真実を見抜き、自分にとって本当に必要な縁を残す力があるとされます。人間関係の混乱を整え、運気を良い方向へ導く石です。
オニキス
強力な邪気払いの石。相手の悪意や嫉妬を跳ね返し、心の安定を守ってくれる頼もしい存在です。
マカライト
感情の疲れを癒し、相手から受けたストレスを吸収してくれるヒーリング効果が強い石です。対人疲れが激しい人におすすめ。邪気をはね返すとも言われます。
アメジスト
怒りや恐れを鎮め、冷静な判断力をもたらす石。「もうこの関係は終わりにしよう」と思える心の余裕を与えてくれます。
ラベンダーなど、ハーブ系の香りで悪い気を祓う

香りは空間だけでなく、心にも作用する不思議な力を持っています。
中でもラベンダーの香りは、嫌な空気を和らげ、心を落ち着ける「浄化」と「守り」の両方に優れたハーブです。
嫌いな人に会った後や、苦手な人の存在で頭がいっぱいになったときに「おまじない」として香らせると、心のざわつきがスーッと消えていく感覚があります。
- アロマオイルをディフューザーやハンカチに1滴落とす
- ラベンダー入りのルームスプレーで空間を浄化
- 枕元にラベンダーサシェ(香り袋)を置いて眠る
香りが優しいので、日常生活にも取り入れやすいのが魅力です。リラックスしながら悪縁を遠ざけるおまじないになります。
縁切り神社

人間関係をすっきり手放したいときは、「縁切り神社」への参拝もひとつの方法です。
中でも有名なのが、京都の【安井金比羅宮】。
縁切り・縁結びの碑(いし)をくぐる独特な儀式が特徴で、全国から参拝者が絶えない名所です。悪縁を断ち、良縁を呼び込むとされています。
安井金比羅宮
〒605-0823
京都市東山区東大路松原上ル下弁天町70
そのほか、全国各地にも縁切りで知られる神社は点在しています。
祈るときは、「相手が不幸になりますように」ではなく、「お互いに自然な形で離れられますように」と願うと、より前向きに手放せます。
縁切り占術(占い・縁切り鑑定)

どうしても離れられない、距離を置きたいのに相手が執着してくる……。
そんなときは、占い師による縁切り鑑定を頼るのも一つの選択肢です。
縁切り術を得意とする先生の力を借りて、実際に嫌いな人、苦手な人との縁を切ったと喜ぶ声は多いです。
「相手に制裁を」と願うのではなく、「自分の人生を取り戻したい」という思いで相談するほうが、結果的に幸せな方向へ進みやすくなります。

「嫌いな人が去っていくおまじない」の注意点
おまじないは、心を整えるための「ちょっとした魔法」のようなもの。でも、使い方を間違えると、自分自身の運気や心のバランスが乱れてしまう恐れがあります。
ここからは、おまじないを試すときに意識しておきたい大切なポイントをお伝えします。
- 相手の不幸は願わない
- 「悪い縁を切りたい」とだけ願う
- おまじないに、頼りすぎない
- おまじないをかけ終わったあとは、自分軸に戻す
- おまじないの効果は「執着を手放した瞬間」に訪れる
相手の不幸は願わない「縁を切りたい」とだけ願う
「嫌いな人が去ってほしい」と願うとき、つい「不幸になってほしい」と願ってしまうケースがあるかもしれません。
でも、こうしたネガティブな気持ちをそのままおまじないに乗せてしまうと、自分の中に良くないエネルギーがたまってしまいます。
大切なのは、「この人と無理に関わらなくてすむ距離に離れたい」という、自分の心を守る視点で願う気持ちです。
おまじないは、相手を傷つける魔術ではなく、自分の環境や心を整える手助けにすぎません。
穏やかに「距離を置きたい」「手放します」と伝える気持ちで、おまじないをかけるほうが、スッと風通しがよくなります。
おまじないに、頼りすぎない
嫌いな人が去っていくおまじないは、気持ちを整理したり、行動のきっかけにしたりするには有効です。
でも、「おまじないさえやれば、すべてが解決する」と思い込みすぎるのは危険です。
なぜなら、おまじないは「自分がどうしたいか」を後押しする媒介だからです。
現実的な距離の取り方(関わらない、無視する、環境を変える)も必要ですし、状況によっては第三者に助けを求める必要もあります。
心のバランスを崩さないためにも、「できることはやって、あとはおまじないに気持ちをゆだねる」くらいの感覚でいましょう。
おまじないをかけ終わったあとは、自分軸に戻す
嫌いな人が去っていくおまじないをかけたあとも、「ちゃんと効いてるかな」「まだあの人と顔を合わせたくないな」などと、つい気になってしまうものです。
でも、ずっと嫌いな相手の存在で頭がいっぱいになっている状態は、知らず知らずのうちに、自分をその人に縛りつけてしまっている状態でもあります。
一度おまじないをしたら、気持ちを切り替えて、自分のやりたいことに意識を向けていきましょう。
- 好きな音楽を聴く
- 気になっていた本を読む
- 行きたかった場所に出かける
- 少しずつでも部屋を整える
そうやって「自分の人生」に意識を戻していく段階で、自然と相手との縁が薄れていきます。
おまじないの効果は「執着を手放した瞬間」に訪れる
強く念じれば念じるほど効く――そんなふうに思われがちですが、おまじないに関しては、そっと手放すほうが、効果が出やすいとも言われています。
たとえば紙を燃やすおまじないであれば、燃やしたあとはすっきり忘れてしまうのが理想です。
「まだ何も変わらない…」と気にしすぎず、「もう十分やった」と感じたら、あとは「嫌いな人が去っていくおまじないの力」に委ねてみてください。
大切なのは、あなたがあなた自身の人生を生きること。おまじないは、その最初の一歩を踏み出すためのサポートです。