決算書不要で即日審査・入金のファクタリング会社15選!

決算書不要!即日審査・入金のファクタリング会社

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「赤字決算が3期続いている」「開業から間もなく決算書がきていない」

このような理由で銀行融資を断られた経験はないでしょうか?

しかし、このような状況下にあっても、資金調達を諦める必要はありません。ファクタリングなら、決算書の有無に関わらず、即日での資金調達が実現可能です。

ファクタリングの大きな特徴は、審査基準が通常の銀行融資と根本的に異なる点にあります。銀行融資では経営者本人の信用度及び会社の経営状況が重視されるのに対し、ファクタリングでは、売掛先企業の信用力が審査の中心になります。

したがって、現時点で赤字決算や債務超過の状態にあったとしても、売掛先が信頼できる企業であれば、審査通過の可能性は十分に存在するのです。

本記事では、決算書不要で利用できるファクタリング会社15社をご紹介します。ケース別に最適な業者の選び方にも触れますので、ぜひ最後までご覧ください。

決算書不要のファクタリング会社おすすめランキング15選

決算書不要のファクタリング会社おすすめランキング15選
会社名手数料入金スピード審査通過率・特徴
えんナビ0.5%〜最短2時間24時間365日対応
QuQuMo1%〜14.8%最短2時間審査通過率98%
日本中小企業金融サポート機構1.5%〜最短3時間非営利団体
ビートレーディング2%〜最短2時間累計買取額1,300億円
ペイトナー10%固定最短10分30万円以下特化
ラボル10%最短30分土日祝入金対応
MSFJ要問い合わせ要問い合わせ赤字・税金滞納OK
ベストファクター2%〜20%最短1時間新設法人OK
メンターキャピタル要問い合わせ要問い合わせ必要書類2点のみ
ペイブリッジ0.5%〜12.5%最短2時間広告・IT限定
KKT1%〜最短15分スマホ完結
ファクタープラン要問い合わせ最短即日設立1年目OK
買速2%〜10%最短30分手数料上限10%
SoKuMo1%〜15%最短30分10万円から
ジャパンマネジメント2社間10%〜20%
3社間3%〜10%
最短即日〜翌日柔軟な審査

まずは、手数料・入金スピード・審査通過率・信頼性を総合的に評価し、決算書不要で利用できるファクタリング会社15社をランキング形式でご紹介します。

えんナビ

えんナビ

【公式】えんナビ

決算書基本決算書不要
必要書類請求書、通帳のコピーなど
振込時間最短2時間
手数料0.5%〜
最低買取額50万円
最高買取額無制限
個人事業主対応
土日入金対応

手数料0.5%〜という業界最安水準の低さを実現しているファクタリング会社です。24時間365日対応しており、土日祝日でも審査から入金まで完結できる点が大きな特徴といえます。請求書と通帳3ヶ月分があれば申し込めるため、書類準備の負担も少なく済みます。

最大の魅力は、圧倒的な手数料の安さです。たとえば100万円の売掛金なら手数料はわずか5,000円、500万円でも25,000円で済むため、資金繰りへの影響を最小限に抑えられます。また、土日祝日も直接スタッフが対応。週末に急な資金需要が発生した場合でも安心して頼れます。

手数料を1円でも抑えたい方、土日祝日に緊急で資金が必要になった方、50万円以上のまとまった売掛金をお持ちの方におすすめです。詳しくは同社の公式サイトをご覧ください。

QuQuMo(ククモ)

QuQuMo

【公式】QuQuMo

決算書完全不要
必要書類請求書、通帳のコピーなど
振込時間最短2時間
手数料1%〜14.8%
最低買取額1万円
最高買取額上限無し
個人事業主対応
土日審査対応

QuQuMoは審査通過率98%を誇る注目のファクタリング会社で、必要書類は請求書と通帳の2点のみという手軽さが特徴です。決算書は完全に不要で、オンラインで手続きが完結するため来店の必要もありません。

1万円の少額債権から対応しているため、フリーランスや小規模事業者でも気軽に利用できるよう設計されています。

審査を通過するコツは明確です。売掛先が法人企業であること、売掛先との取引が継続していること、そして請求書と通帳の記録で取引の実態が明確に証明できることの3点です。この3つの条件を満たせば、ほぼ確実に審査を通過できるといえるでしょう。

このファクタリング会社は、書類準備の負担を最小限にしたい方、審査に通るか不安を感じている方、少額の資金調達が必要な方に最適です。過去に他社で審査に落ちた経験がある方でも、再チャレンジする価値は十分にあります。まずは公式サイトから審査を申し込んでみましょう。

日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構

【公式】日本中小企業金融サポート機構

決算書完全不要
必要書類通帳のコピー、請求書など
振込時間最短3時間入金
手数料1.5%〜
最低買取額下限なし
最高買取額上限無し
個人事業主対応
土日審査対応

非営利団体が運営しているファクタリング会社です。手数料1.5%〜という業界トップクラスの低さを実現しており、通帳3ヶ月分と請求書の2点があれば利用できます。決算書は完全に不要で、書類準備の負担を軽減できます。

同社は経営革新等支援機関に認定されており、国のお墨付きがあるため信頼性が抜群。最低買取額の下限がないため、少額債権でも買い取ってもらえるでしょう。最短3時間で入金されるスピード感もあり、急ぎの資金調達にも対応できます。

手数料を最小限に抑えたい方、信頼できる機関を選びたい方、少額債権を買い取ってほしい方におすすめです。中小企業支援が本来の使命なので、利用者の利便性を優先してくれる点も安心材料といえます。

ビートレーディング

ビートレーディング

【公式】ビートレーディング

決算書完全不要
必要書類通帳のコピー、請求書など
振込時間最短2時間
手数料2%〜
最高買取額7億円
個人事業主対応

累計買取額1,300億円、月間契約数1,000件以上という圧倒的な実績を持つ老舗のファクタリング会社です。累計取扱件数は5万件以上に達しており、業界内でも指折りの信頼と実績を有します。

必要書類は通帳と請求書など2点のみで、決算書は完全に不要です。豊富な実績に基づいた柔軟な審査基準が最大の魅力で、大手ならではの安心感があります。10年以上にわたる運営から蓄積された審査ノウハウが活かされており、さまざまなケースに柔軟に対応してもらえるでしょう。

ペイトナー

ペイトナー

【公式】ペイトナー

決算書完全不要
必要書類請求書、本人確認書類、口座明細など
振込時間最短10分
手数料10%固定
最低買取額1万円〜
個人事業主対応

最短10分・業界最速の入金を実現しているファクタリング会社です。30万円以下の小口債権に特化しており、請求書、本人確認書類、口座明細があれば申し込みできます。決算書は完全に不要で、オンラインで手続きが完結する仕組みです。

驚異的なスピード審査実現の背景には、AI審査システムによる自動判定があります。30万円以下という限定的なスコープに特化することで審査プロセスを簡略化し、オンライン完結でスピード重視の設計になっているのです。

手数料は10%で固定されており、分かりやすく、追加費用の心配もありません。さらに、個人間の債権も買い取ってもらえるため、フリーランスでも利用しやすい仕組みといえるでしょう。

銀行融資の審査を待つ時間はありません。今すぐペイトナーの会員登録を済ませて、最速で資金を調達しましょう。

labol(ラボル)

ラボル

【公式】ラボル

決算書完全不要
必要書類請求書など
振込時間最短30分
手数料10%
個人事業主対応
土日入金対応

labol(ラボル)は24時間即時入金に対応しているファクタリング会社です。請求書など最小限の書類で利用でき、決算書は完全に不要です。個人事業主やフリーランスに特化しており、審査もシンプルな設計になっています。

最大の強みは、土日祝日も審査スタッフが対応している点です。多くのファクタリング会社が平日のみの営業となる中、この企業は休日にも対応してくれます。また、手数料は10%で、追加費用がない分かりやすい料金体系を採用しているのもポイントです。

土日祝日に入金が必要な方、平日は営業で忙しく手続きの時間が取れない方に最適です。休日に急に資金が必要になった場合でも対応してもらえるため、個人事業主にとって頼もしい存在といえるでしょう。公式サイトから会員登録を済ませて、土日祝日の資金需要に備えておくと安心です。

MSFJ

MSFJ

【公式】MSFJ

決算書基本不要
必要書類請求書、通帳のコピー、本人確認書類など
審査通過率90%以上
赤字対応対応
税金滞納対応

赤字決算中や税金滞納中の事業者であっても、審査通過が可能であることを明記しているファクタリング会社です。申し込みに必要な書類は、請求書、通帳3ヶ月分、本人確認書類の3点のみとなります。審査通過率が90%以上という高い水準を誇っており、柔軟な審査対応が特徴です。

この会社の審査の特徴として、売掛先の信用力を最重視していることが挙げられます。売掛先が上場企業や大手企業である場合、継続取引が3ヶ月以上ある場合、かつ売掛先の信用情報に問題がない場合には、赤字決算や税金滞納があったとしても審査通過の可能性が高まります。銀行融資を断られた方にとっては「最後の砦」ともいえる存在です。

実際に債権を買い取ってくれるかどうか、まずは公式サイトから審査を申し込んでみましょう。

ベストファクター

ベストファクター

【公式】ベストファクター

決算書完全不要
必要書類通帳、請求書など
振込時間最短1時間
手数料2%〜20%
最低買取額30万円
最高買取額1億円
個人事業主対応
新設法人対応(1年目OK)

新設法人(開業1年目)でも利用可能と明記しているファクタリング会社です。必要書類は2点のみ。決算書は完全に不要で、創業直後の資金繰りをサポートしてくれます。

創業1年目というもっとも難しい時期には、銀行に頼らない資金調達手段が必要です。実際、創業直後は融資を受けにくいため、ファクタリングが貴重な資金調達手段となります。同社は、そのような新設企業を包括的にサポートしているファクタリング会社なのです。

開業1年未満の中小企業経営者、決算書がまだない方、30万円以上の債権をお持ちの方におすすめ。公式サイトから新規申込み、そして本人確認を済ませて審査に臨みましょう。

メンターキャピタル

メンターキャピタル

【公式】メンターキャピタル

決算書基本不要
必要書類通帳、請求書など
振込時間最短30分~即日
審査通過率92%以上
手数料5%~
最低買取額30万円
最高買取額1億円
個人事業主対応

メンターキャピタルは、2009年9月に設立された15年以上の運営実績を持つファクタリング会社です。この長年の運営実績の中で、多くの事業者に支持される理由は、利用者の負担を最小限にすることを何よりも優先する姿勢にあります。

最短30分から即日での入金に対応しており、買取金額は下限なしから最大1億円までと幅広く対応。法人だけでなく個人事業主も利用可能であり、手数料は2%からという業界最低水準の設定となっています。

決算書不要かつ利用者ファーストのファクタリング会社を求めるなら、ベストな選択になるでしょう。詳しくは公式サイトをご確認ください。

Paybridge(ペイブリッジ)

ペイブリッジ

【公式】ペイブリッジ

決算書完全不要
必要書類通帳、請求書など
振込時間最短2時間
手数料0.5%〜12.5%
対象業種広告業界・IT業界

決算書が完全に不要で、通帳と請求書の2点のみで利用できるファクタリング会社です。最大の特徴は、業界特化型であることです。広告・IT業界の取引形態や商習慣を深く理解しているため、審査がスムーズに進みます。

たとえば、制作費の後払いや長期の支払いサイトといった業界特有の取引パターンにも柔軟に対応。広告業界・IT業界の事業者で、手数料を可能な限り抑えたい方に最適です。

KKT

KKT

【公式】KKT

決算書基本不要
必要書類身分証明書、通帳のコピー、請求書など
振込時間最短15分入金
手数料1%〜
個人事業主対応

KKTは申し込みから契約まで、ほとんどのプロセスをスマホで完結できるファクタリング会社です。書類の撮影から提出、審査の進捗確認まで、すべてスマホで完了します。パソコンを開く必要がないため、移動中や外出先からでも手軽に申し込むことが可能です。

スマホ完結型の最大のメリットは、圧倒的な時間短縮にあります。従来の対面や郵送による手続きと異なり、書類をスマホのカメラで撮影してそのまま送信するだけで申し込みが完了。このシンプルな仕組みにより、業界最速レベルの最短15分入金を実現しているのです。

決算書は基本的に不要で、必要書類も最小限に絞られています。移動の多い事業者、パソコン作業が苦手な方、今すぐ手元のスマホで資金調達したい方に最適です。

ファクタープラン

【公式】ファクタープラン

決算書基本不要
必要書類請求書、通帳のコピー、身分証明書など
振込時間最短即日~3営業日
買取最低額10万円
買取最高額1億円
新設法人設立1年目・決算未提出企業も申込可能

新設企業向けのファクタリング会社です。決算書は基本的に不要で、創業直後の企業に対しても柔軟な審査を行っています。

具体的な対象は、開業1年未満の企業および決算書の準備が間に合わない事業者です。必要書類は通帳3ヶ月分、請求書、登記簿謄本(法人のみ)、身分証となっており、オンラインで完結するため来店の必要はありません。

手数料は業界最低水準で、10万円から利用可能です。なお、ファクタープランは法人限定のサービスなので個人事業主は利用できない点に注意しましょう。

買速(かいそく)

買速

【公式】買速

決算書基本不要
必要書類請求書、通帳のコピー、本人確認書類など
振込時間最短30分
手数料2%〜10%
最低買取額10万円
最高買取額5,000万円
個人事業主対応

決算書が基本的に不要で、請求書、通帳、身分証の3点のみで利用できるファクタリング会社です。最短30分というスピード審査を実現しており、必要書類も3点に絞られています。

手数料は2%〜10%という上限が設定されており、分かりやすい料金体系を採用。買取可能額は10万円から5,000万円までという幅広く、小規模事業者から中規模企業まで利用しやすい設計です。

他のファクタリングより速く、手続きも簡単。まずは公式サイトから審査を申し込み、最速の資金調達を目指しましょう。

SoKuMo(ソクモ)

SoKuMo

【公式】SoKuMo

決算書基本不要
必要書類請求書、通帳のコピー、本人確認書類など
振込時間最短30分
手数料1%〜15%
最低買取額10万円
最高買取額1億円
個人事業主対応

SoKuMo(ソクモ)は決算書を基本不要とし、必要書類を最小限に抑えたファクタリング会社です。最短30分での入金を実現しており、そのスピード感が支持を得ています。

買取金額は10万円から1億円までと非常に幅広く対応。手数料は1%から15%の範囲に設定されており、個人事業主も利用可能です。

少額の資金調達が必要な方、とにかくスピードを重視したい方におすすめ。審査の進め方や具体的な状況によっては、決算書の提出を求められる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

ジャパンマネジメント

ジャパンマネジメント

【公式】ジャパンマネジメント

決算書基本不要
必要書類通帳のコピー(直近6ヶ月)、本人確認書類など
振込時間最短即日〜翌日
手数料2社間10%〜20%、3社間3%〜10%
最低買取額20万円
最高買取額5,000万円
個人事業主対応

決算書は基本的に不要、柔軟な審査対応が特徴のファクタリング会社です。最大の強みは、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの両方に対応している点にあります。自社の状況に応じて最適な契約形態を選択できるのが魅力です。

2社間ファクタリングの手数料は10%から20%、3社間の場合は3%から10%が目安です。売掛先に知られずに資金調達したい方は2社間を、手数料を可能な限り抑えたい方は3社間を選ぶとよいでしょう。

自社に合った決算書不要のファクタリング会社の選び方|目的別

自社に合った決算書不要のファクタリング会社の選び方|目的別

ここまで15社をご紹介しましたが、「結局どれを選べばいいの?」と迷われている方も多いはず。決算書不要という条件は満たしていても、「スピード重視」「手数料重視」「審査の通りやすさ重視」など、優先すべきポイントはそれぞれです。

そこで、よくある5つのニーズ別に、おすすめのファクタリング会社と選び方をご紹介します。

審査の緩さを最優先したいなら

会社名特徴
QuQuMo審査通過率98%、必要書類2点のみ
MSFJ赤字決算・税金滞納中でもOK
ベストファクター新設法人1年目でもOK
ファクタープラン設立1年目の法人も利用可能

審査通過率の高さを重視するならQuQuMo(審査通過率98%、必要書類2点)が筆頭候補です。赤字決算や税金の滞納があるならMSFJに、開業1年未満や決算書未提出ならベストファクター・ファクタープランが安心。状況に応じて、自分の経営課題と照らし合わせて選びましょう。

手数料を最優先で抑えたいなら

会社名特徴
えんナビ手数料0.5%〜、50万円以上の債権向け
日本中小企業金融サポート機構手数料1.5%〜、非営利で信頼性高い
ペイブリッジ手数料0.5%〜、広告・IT業界限定

手数料の安さ重視なら、えんナビ(0.5%〜・50万円以上対応)、広告・IT限定で手数料最安級のペイブリッジ、日本中小企業金融サポート機構(非営利・1.5%〜)がおすすめです。業界や債権規模によって最適な会社が異なるため、対象業種や債権金額も合わせて確認しましょう。

入金スピードを最優先したいなら

会社名特徴
ペイトナー最短10分、30万円以下の少額向け
KKT最短15分、スマホ完結
ラボル最短30分、土日祝日も入金対応
買速最短30分、手数料上限10%

とにかく入金スピードを重視するなら、ペイトナー(最短10分、30万円以下)、KKT(最短15分スマホ完結)、ラボル(最短30分、土日祝日も入金)、買速(最短30分、手数料上限10%)をチェック。少額や即日対応・土日入金など自身のニーズに最も近いサービスを選ぶのがポイントです。

書類準備の手間を最小限にしたいなら

会社名特徴
QuQuMo必要書類2点、審査通過率98%
日本中小企業金融サポート機構必要書類2点、手数料1.5%〜
メンターキャピタル必要書類2点、業界最少クラス

必要書類の少なさならQuQuMo・日本中小企業金融サポート機構・メンターキャピタルが優秀です。審査通過率など他の条件も検討しつつ、事務負担を最小限に抑えたい方におすすめできます。

信頼性・安心感を最優先したいなら

会社名特徴
ビートレーディング累計買取額1,300億円、10年以上の実績
日本中小企業金融サポート機構一般社団法人、経営革新等支援機関認定

ビートレーディングは累計買取額1,300億円・月間1,000件超・10年以上の実績と圧倒的な信頼感。日本中小企業金融サポート機構は一般社団法人かつ経営革新等支援機関認定で、非営利組織としての公的な安心感があります。実績や公的認定で会社を選ぶならこの2社が最有力です。

決算書不要のファクタリングとは?なぜ決算書なしで審査できるのか

決算書不要のファクタリングとは?なぜ決算書なしで審査できるのか

決算書を提出できない事業主でも、ファクタリングなら資金調達ができます。なぜなら、ファクタリングの審査は銀行融資と異なる基準に基づいているためです。

そもそもなぜ決算書なしで審査できるのか、詳しく解説します。

ファクタリングは「売掛先の信用力」を重視する資金調達方法

銀行融資は「申込企業が返済できるか」を判断しますが、ファクタリングは「売掛先が確実に支払うか」を軸に判断します。ファクタリング会社の最終的な回収先が売掛先であるため、その企業が確実に売掛金を支払う能力があるかどうかが審査結果を左右します。

このようなビジネスモデルだからこそ、赤字決算で債務超過状態にある企業でも、売掛先が大手企業や官公庁なら審査に通る可能性が高いということになります。実際に、設立間もない企業や赤字企業であっても、大手企業との取引がある場合はスムーズに審査が進むケースが多く報告されています。

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利用者の経営状態はどこまで審査されるのか

申込者の経営状態は全く見られないわけではありません。基本的には、二次的な判断要素として扱います。特に2社間ファクタリングの場合、売掛先の承諾がないため、ファクタリング会社側は申込者が売掛金を使い込むリスクがないか、信用できる企業かどうかをチェックします。

ただし実態は、基本的なコンプライアンスチェック程度に止まるとされています。具体的には、反社会的勢力に属していないか、過去に架空債権や二重譲渡をおこなった可能性がないか、といった確認が中心です。

請求書と通帳でどうやって取引実態を確認するのか

ファクタリング会社は、提出された請求書が本物か、実際に取引が存在しているかを検証します。そのため、直近の通帳のコピーの提出が求められるのです。

通帳に記録された過去の入金実績を確認することで、売掛先からの入金が滞りなく行われているか、継続的な取引関係があるかが一目でわかります。

直近3ヶ月以内に継続した入金実績がある売掛先の請求書なら「信用できる優良取引先」と判定され、審査が有利に進みます。逆に入金が遅延していたり実績がない場合は、売掛先の支払い能力が低いと評価され、審査通過率が大幅に低下してしまいます。

決算書不要ファクタリングに関するよくある質問

決算書不要ファクタリングに関するよくある質問

決算書不要のファクタリングについて、多くの方が抱く疑問をまとめました。実際の利用を検討する際の参考にしてください。

請求書のみで利用できるファクタリングはありますか?

請求書のみでは利用できません。最低でも通帳のコピーと本人確認書類が必要です。

請求書は売掛金の存在を証明する重要な書類ですが、それだけでは取引の真実性を確認できないため、最低限、通帳コピーや本人確認書類、成因資料(取引先とのメールなど)の3点は必須となります。

ただし「請求書のみで可能」と謳う業者の多くは、実務的には申し込み段階で「その他の書類も必要」と追加要求する傾向があります。あらかじめ確認しておきましょう。

銀行融資との違いは何ですか?

項目注文書ファクタリング銀行融資
審査対象元請の信用力利用者の信用力
入金スピード最短即日1〜2ヶ月
負債計上なしあり
赤字企業利用可困難
保証人不要必要な場合あり

最大の違いは、審査対象にあります。

銀行融資では利用者企業の信用力が問われますが、ファクタリングでは取引先の信用力が審査の中心となります。そのため、赤字決算や税金滞納があっても、取引先の信用力が高ければ利用できるという大きなメリットがあります。

さらに、ファクタリングは「負債として計上されない」特徴があります。

一般に「ファクタリング」とは、事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス(事業者の資金調達の一手段)であり、法的には債権の売買(債権譲渡)契約です。

金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」

金融庁は、ファクタリングを「事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス」と説明しており、法的には「債権の売買(債権譲渡)契約」に該当すると定義しています。

このため、融資のように借入金として扱われることはなく、負債として計上されません。貸借対照表上では、売掛金が現金に変わるだけの資産科目内での変動にとどまります。

銀行融資のように財務諸表を悪化させることなく、資金調達できるのは、ファクタリングの一つの魅力です。

ファクタリングの即日入金を狙うコツはありますか?

午前中の早い時間に申し込み、必要書類(請求書、通帳、身分証)を事前に準備しておきましょう。その際、売掛先からの入金実績が直近3ヶ月以内に複数ある請求書を選ぶと、審査がスムーズに進みます。

また、ペイトナーやKKTなど、スピード重視のファクタリング会社を選ぶことも大切です。

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個人事業主で事業用通帳がなくても利用できますか?

個人事業主は事業用口座を持たない場合が多いため、個人口座での対応が必須となります。QuQuMoやペイトナー、ラボルは個人口座を前提としたサービス設計になっており、3社とも個人事業主向けのプロモーション実績が豊富です。

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決算書なしだと審査が厳しくなりますか?

売掛先の信用力が高ければ影響は限定的です。ただし、手数料が若干高くなる場合があります。

決算書不要型ファクタリングの手数料は、詳細な企業情報が得られない分のリスク評価プレミアムが反映される傾向にあります。しかし近年は競争激化により、1~9%程度の低水準手数料を採用する業者が増えました。必ずしも「決算書不要=高手数料」とはいい切れません。

この場合、複数業者の比較見積もりを取得することで、適正な手数料相場を判断できるでしょう。

税金滞納中でも利用できますか?

税金滞納中でも、対応するファクタリング会社を選べば利用できます。

たとえば、MSFJや日本中小企業金融サポート機構といった会社は、「赤字企業や税金滞納中であっても利用可能」と明言しており、税務滞納を理由とした門前払いをしない方針です。

ただし、税務当局による差し押さえが進行中の場合は、ファクタリングの利用が困難になります。

現実的な対策としては、滞納税を分割納付に切り替え、支払い履歴を作りましょう。継続的な支払い実績があると、ファクタリング会社から見ても企業としての信用性が高まり、審査が通りやすくなるためです。

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2社間と3社間で必要書類は違いますか?

2社間と3社間ファクタリングの必要書類の違いは、主に「債権譲渡承諾書」の有無です。3社間ファクタリングでは売掛先企業の承諾を得る必要があるため、承諾書の取得が追加手続きとして発生します。一方で、基本的な必要書類である請求書、通帳、身分証明書は、2社間・3社間共通で求められます。

なお、決算書不要型のファクタリングでは、2社間・3社間のどちらの形式でも決算書を求められないため、この点での違いはありません。承諾書の有無以外は、ほぼ同じ書類で手続きが進められます。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いは?徹底解説 2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いは?徹底解説

まとめ:決算書なしでファクタリングできる!自社に最適な会社を選ぼう

決算書不要で利用できるファクタリング会社は15社以上あり、それぞれに特徴があります。自社の状況や目的に合わせて最適な会社を選ぶことで、スムーズな資金調達につながります。

赤字決算や税金滞納があっても、売掛先の信用力が高ければ審査に通る可能性は十分にあります。自社に最適なファクタリング会社を見つけるために、まずは気になる会社の公式サイトから見積もりを取りましょう。

資金繰りの悩みを解決する第一歩を、ここから踏み出してください。

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