この記事の著者
楽天モバイルやLINEMO/povo2.0/ahamoなどモバイルSIMを複数契約し、長期的な視点で評価しながら、通信クリエーション編集部のライターがコンテンツを制作しています。
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LINEMOとLINEモバイルは似ているようで全然違う
画像引用元:LINEモバイル公式サイト
この記事ではこんな疑問に回答します。
- LINEMOの使用回線はソフトバンク回線の4G/5Gと同一のネットワーク
- LINEモバイルはドコモ/au/ソフトバンクから選べるが回線速度が安定せず快適さは大きくLINEMOに劣る
- LINEMOはすぐに契約できるがLINEモバイルは今から契約することはできない
- LINEMOは通話アプリなしで通話割引オプションが使えて通話品質が高い
- LINEMOとLINEモバイルはどちらもソフトバンクが運営するモバイル回線ブランド
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※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外。一部キャンペーンとの併用不可。PayPayポイントの出金・譲渡不可。オンライン専用。
LINEMOはLINEモバイルと違い新規契約を受付中
2024年7月には月間10GBで月額最大2,090円のLINEMOベストプランが登場!
画像引用元:LINEMO公式サイト
LINEモバイルは2021年3月に新規契約を受付終了し、これから契約することはできません。
LINEモバイルの新規申込は終了しました
サービスは継続しています。
マイページより各種手続きができます。引用元:LINEモバイル公式サイトTOP
回線ブランド | 新規契約は可能か? | サービス終了予定 |
---|---|---|
LINEモバイル | できない | 未定 今後終了が予告される可能性はある |
LINEMO | 可能 | 新規契約受付中のため 長期にわたって使える |
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LINEMOとLINEモバイルよりも回線品質が改善された
LINEMOとLINEモバイルの回線品質の違い
ブランド | LINEモバイル |
LINEMO |
---|---|---|
回線品質 | MVNO回線のため 低速で不安定になりやすい |
ソフトバンク回線を 直接使用し高速で安定 |
首都圏での回線速度と体感速度 | ソフトバンクと比べると大幅に遅い | ソフトバンクと同等 他社キャリアよりも回線速度が早いことが多い |
使用回線 | ソフトバンク ドコモ au (いずれもMVNO) |
ソフトバンク(MNO) |
プラン | 音声通話SIMの場合 2GBプラン月1,210円(税込) 5GBプラン月1,628円(税込) 10GBプラン月2,420円(税込) 30GBプラン月3,520円(税込) 等 |
LINEMOベストプラン 3GBまで月990円(税込) 10GBまで月2,090円(税込) LINEMOベストプランV 30GBまで月3,960円(税込) |
通話音質 | いつでも電話アプリ の場合途切れやすい |
通常の電話発信時も 通話定額時もアプリ不要 なので通話品質が安定 |
このような感想をお持ちの方で、特に大都市に住んでいる方なら都市部のネットワーク品質に強い傾向があるソフトバンク回線を直接使っているLINEMOを試してみる価値があります。
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LINEMOはソフトバンク回線と同品質で5G対応
LINEMOの使用回線はソフトバンク回線です。
画像引用元:LINEMO公式サイト
LINEMOはソフトバンクの4G(LTE)/5G回線と全く同一のネットワーク設備を使用しており、LINEモバイルを含む格安SIMサービスと比較して回線速度が高速で安定していることが強みです。
LINEモバイルはMVNO回線で速度は遅め。5G非対応
LINEモバイルでは3社のキャリアの中から好みの回線プランを選択できます。
- ソフトバンク
- ドコモ
- au
LINEモバイルが使用する回線ネットワークは3社のキャリアからMVNOとして借りたものです。
そのため、キャリア回線と比較するとネットワークが混雑した際にLINEモバイルなどMVNO回線へ接続優先度が低下して速度も遅くなることが多いです。
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LINEMOはLINEモバイルと違い専用通話アプリを使わない
LINEMOの電話のかけ方は通常と同じで通話品質が高い
LINEMOで電話を発信する際にだれでも電話アプリは不要で、スマホ標準電話アプリを使った電話が通話オプションの割引対象にもなっています。
LINEモバイルのいつでも電話アプリでの通話はデータ通信のため安定しづらい
LINEモバイルは、いつでも電話アプリという専用アプリをスマホにダウンロードして発信することで、通話料が半額になる仕組みがあります。
LINEモバイルで提供されている10分電話かけ放題オプションもいつでも電話アプリを使用しないと割引対象になりません。
専用電話アプリはデータ通信を使用した通話のため、標準電話アプリと比べると通話が途切れやすく音質は低めです。
画像引用元:LINEモバイル公式サイト
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LINEMOとLINEモバイルの通話オプションの違い
LINEMOには完全定額の通話オプションがある
LINEMOの通話オプションは電話回線を使った電話が割引対象!
画像引用元:LINEMO公式サイト
LINEMOでは通話オプションとして、以下の3つのオプションが提供されています。
通話準定額はLINEMOベストプランを選んだときだけオプション加入が可能です。
オプション | 効果 | 月額料金 | 利用可能なプラン |
---|---|---|---|
通話定額 | 電話を何度/何分かけても追加の通話料がかからない | 1,650円(税込) | LINEMOベストプラン利用者限定 |
通話定額 for LINEMOベストプランV | 電話を何度/何分かけても追加の通話料がかからない | 1,100円(税込) | LINEMOベストプランV利用者限定 |
通話準定額 | 5分以内の電話なら何度かけても追加の通話料がかからない | 550円(税込) | LINEMOベストプラン利用者限定 |
LINEモバイルの通話オプションは専用アプリでの通話が条件
10分電話かけ放題オプションも専用アプリを使わないと割引対象にならない
画像引用元:LINEモバイル公式サイト
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LINEMOはLINEモバイルと違い初期費用が無料
LINEMOの初期費用は0円
LINEMOの契約の際に初期費用は一切かかりません。
画像引用元:LINEMO公式サイト
LINEMOの初月の月額費用は日割りで請求されるため、無駄のない料金で契約することができます。
LINEMOは以下のような初期費用が一切かかりません。
- 契約事務手数料
- SIMカード配送料
- SIM発行手数料
LINEモバイルの初期費用は0円ではなかった
LINEモバイルが契約を受付ていた時代は初期費用は数千円程度かかっていました。
- SIMカード発行手数料:440(税込)
- 登録事務手数料:3,300円(税込)
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LINEMOはLINEモバイルと違ってeSIMに対応
LINEMOはデュアルSIM機種で便利さを発揮
LINEMOの回線契約はSIMカードだけでなくeSIMを選ぶことができます。
画像引用元:LINEMO公式サイト
多くのiPhone機種はSIMカードスロット1枚分+eSIM回線でデュアルSIMに対応
LINEMOはeSIMに対応しているため、eSIM対応機種でSIMカードスロットが1枚しかない機種を持っている場合は、以下のようにデュアルSIM端末として2つの回線を使い分けることが可能でした。
- メイン回線をSIMカードで契約
- eSIMでLINEMOをサブ回線として契約
LINEモバイルは必ず物理SIMカード形式で契約する必要があり、eSIM対応機種を持っていてもその便利さをLINEモバイルで活かすことはできませんでした。
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LINEMOとLINEモバイルの共通点
LINEモバイルの強みの1つだったLINEギガフリーはLINEMOにも組み込まれています。
画像引用元:LINEMO公式サイト
LINEMOはギガを使い切ってもLINE通話やビデオ通話で速度制限がかからない、現在申し込みが可能な唯一の回線ブランドです。
さらに、LINEMOとLINEモバイルでは、以下のような特徴も共通点としてあげられます。
- オンラインで申し込み、契約、サポートが完結する
- 家族割やセット割など複雑な割引がないのに低価格
- LINEアプリの年齢認証とID検索機能に対応
- キャリアメールの提供はカットされている
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LINEMOとLINEモバイルは運営会社が共通
LINEモバイルがスタートした当初は、LINEアプリの運営元企業が運営するブランドでした。
その後LINEモバイルがソフトバンクに吸収合併される形をとり、
- LINEモバイル
- LINEMO
はどちらもソフトバンクが運営する回線ブランドとなっています。
LINEMOはLINEモバイルの後継ブランドでさらにパワーアップ
現在ではLINEモバイルのサービスよりも登場から3年が経過して改良を重ねているLINEMOの回線サービスのほうが、価格や使い勝手の面でメリットが多くなってきています。
画像引用元:LINEMO公式サイト
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