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楽天モバイルやLINEMO/povo2.0/ahamoなどモバイルSIMを複数契約し、長期的な視点で評価しながら、通信クリエーション編集部のライターがコンテンツを制作しています。
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povo2.0のデータトッピングのギガ消費は他より早いのか?
povo2.0でデータトッピングを購入して使ってみたけれど、思った以上にデータ量が減っていく気がする。そんな経験はありませんか?
この記事ではこんな疑問に回答します。
- povo2.0を使っているからといって、特別にデータが速く減るわけではなく計算基準はauや他キャリアと同じ
- 3GBや1GBなど小容量なデータトッピングを購入した場合、体感ではすぐに使い切ってしまう場合が多い。
- 有効期限が180日間や365日間の大容量データトッピングは1GBあたりのコストを大幅に下げることができ速度制限になりづらい
- オートチャージ対応トッピングはデータをよく使う方には結果的に割高になりがちで不向き
povo2.0のデータ消費の計算基準はauと同じでギガが早くなくなることはない
povo2.0であることが、通常よりもデータ使用量を増やすような現象はありません。
結論から言うと、povo2.0はauやUQモバイル、他社キャリアと比較して特別にデータを多く消費するわけではありません。
povo2.0は他社キャリアや格安SIMと同じ計算方法でデータ使用量を正確に計算しています。
小容量なデータトッピングを使っているとギガ消費を早く感じる
povo2.0のデータトッピングの中には、1GBや3GBのデータ容量しかない低価格なトッピングも存在します。
SNSやYouTubeなら3GBトッピングを数時間で使い切る場合も
SNSやYouTubeを何気なく見ていると、いつのまにかトッピングを数時間で使い切ってしまう場合があります。
- インスタグラムやTikTokは1~3時間で1GBを消費することがありますが、テキスト中心のXはそれよりも消費量が少ないです。
- YouTube動画を高画質(720p)で再生した場合、1時間あたり1GB程度のデータ容量が使われます。
3GBのデータトッピングは高画質なYouTube動画を3時間見ていただけで使い切ってしまう計算になります。
有効期限が180日/365日のまとめ買い大容量トッピングがギガ不足を防止できる
povo2.0のデータトッピングにはそれぞれデータの使用期限がありますが、180日間や365日間といった、半年や一年に相当するデータトッピングも用意されています。
180日間や365日間の有効期限のあるデータトッピングは、有効期限が30日以内の短いデータトッピングと比べて、月あたりのコストが大幅に安くなりお得です。
ギガ消費に困りづらくなる大容量トッピングを紹介
150GBで180日間のデータトッピングは1ヶ月あたり25GB以上使えて1ヶ月あたりのコストは2,000円台。
300GBで365日間のデータトッピングは1ヶ月あたり30GB使えて1ヶ月あたりのコストは2,000円ちょっと。
有効期間の長い大容量トッピングを使えば、データトッピングの買い忘れや、毎月のデータし容量に増減がある場合も長いスパンの有効期限とデータ容量で計算されることかギガ不足に悩む機会が大きく減ります。
大容量で有効期限が長いデータトッピング一覧
ℹ︎ 表は左右にスライドできます
トッピングのデータ容量 | 料金 | データの使用期限 |
---|---|---|
360GB | 26,400円(税込) 1ヶ月あたり実質2,000円台 |
365日間 |
300GB | 24,800円(税込) 1ヶ月あたり実質2,000円台 |
365日間 |
120GB | 21,600円(税込) 1ヶ月あたり実質2,000円以下 |
365日間 |
300GB | 9,834円(税込) 1ヶ月あたり実質3,000円台 |
90日間 |
150GB | 12,980円(税込) 1ヶ月あたり実質2,000円台 |
180日間 |
60GB | 6,490円(税込) 1ヶ月あたり実質2,000円台 |
90日間 |
期間限定の まとめ買いトッピング |
トッピングごとに異なる | トッピングごとに異なる |
オートチャージ対応トッピングは通信料金が割高になりがち
povoでは、月間データ容量3GBで有効期限30日間のデータトッピングのみ、オートチャージONにして使うことができます。
3GB消費するごとに990円(税込)のコストがかかり続け、30GB使うと9,900円(税込)もかかります。
データトッピングは180日間や365日間の有効期限をもつトッピングを購入したほうが、月当たりのコストを大きく抑えれらます。
povo2.0でギガを早く消費してしまうスマホの使い方
povo2.0でデータ消費を早まる主な要因
- モバイルデータ通信での自動アップデート設定
- 常に位置情報データ利用の許可がされているアプリの利用
- データ消費が多いSNSのモバイルデータ利用
- モバイルデータを使用しての動画・アプリ・ファイルのダウンロード
モバイルデータ通信での自動アップデート
アプリの自動アップデートがモバイルデータ通信でも行われる設定になっていると、予期せずデータを消費することがあります。
常に位置情報を取得するアプリの存在
位置情報を利用するアプリは、アクティブでない時でもデータを消費する設定が可能です。
これらのアプリが複数ある場合、バックグラウンドでの位置情報の取得によりデータ消費が増加します。
データ消費が多いSNSやYouTubeの視聴
動画中心のSNSやYouTube、動画配信アプリはデータ消費を加速します。
モバイルデータ通信を使った大容量ダウンロード
大容量のデータファイルのダウンロードは、モバイルデータ通信の消費を著しく増加させます。
ワイモバイル
公式サイト
※シンプル2 M/Lの場合一括20,000円相当。シンプル2 Sの場合は17,000円相当。ソフトバンク/LINEMO/LINEモバイル(ソフトバンク回線)/ソフトバンク回線MVNOからののりかえは対象外。同一名義かつ同一使用者で複数回線を申し込んだ場合は特典適用は1回線のみ。オンラインストアのキャンペーンになります。
有名なアプリのギガ消費の目安
ビデオ通話やLINE通話
ビデオ通話やLINE音声通話では、音声通話は約55時間で1GB、ビデオ通話は約3時間で1GBの消費量です。
特にビデオ通話はデータを大量に消費するため、注意が必要です。
YouTubeの再生
また、YouTube動画を高画質(720p)で再生した場合、1時間あたり1GB程度のデータ容量が使われます。
その他の動画と音楽再生のデータ使用量
標準的な画質の動画視聴は、約2時間で1GBを消費します。
音楽の場合は約20時間で1GBを使います。
SNSのデータ使用量
SNSの使用量は、動画や画像の多さによって大きく変わります。
Androidスマホでデータトッピングの使いすぎを防止する方法
Androidスマホの機種をお使いの場合は、データ通信上限に達したらモバイルデータ通信を止める設定項目が用意されていることが多いです。
設定したデータ使用量に到達したら警告アラートを出す機能を使うことで、プラン料金が上がるタイミングより前にデータ通信の使いすぎを防止できます。
購入したデータトッピングの半分のGB数でアラートを出すと使いすぎに気づきやすくなる
データ使用量が契約プランの上限に達する前に、アラートを受け取ることも可能です。アラートして欲しいデータ使用量の値は自由に設定できるため、自分に合った方法でデータ使用量を調整できます。
他にもデータ通信の消費を抑える便利な機能が用意されています。
モバイルデータ通信の消費を抑えるデータセーバー機能
iPhoneを使っている場合はデータ消費が激しいアプリの通信をオフに
iPhoneではデータ消費が激しい一部アプリをモバイルデータ通信で使えないように設定することができます。
しかし、そのアプリはWi-Fiがつながっていない場所では利用できなくなってしまいます。
特定のアプリをWi-Fi接続時以外に通信できないようにする方法
iPhoneの設定アプリを開く→モバイルデータ通信→アプリ個別設定でモバイルデータ通信をオフに設定