お試し割がソフトバンクで開始される可能性は？最大で22,000円の割引が解禁される。

総務省は、新規契約者やMNP転入者向けの通信プラン料金を最大22,000円までお試し割として現金値引を可能にする規制緩和を2024年12月26日から許可します。

この記事ではこんな疑問に回答します。

• 携帯料金のお試し割制度が2024年12月26日から解禁される
• お試し割は楽天モバイルの要望で始まる制度
• 2024年12月26日時点でお試し割のスタートを発表した携帯キャリアはない
• 今後楽天モバイルがお試し割をスタートさせた場合、ライバル関係にあるソフトバンクも対抗してお試し割キャンペーンを打ち出す可能性がある
• 同じソフトバンクが直接提供する回線サービスであるワイモバイルやLINEMOがお試し割キャンペーンをスタートさせるかも

お試し割制度は、業界4位の楽天モバイルの強い要望で規制緩和が決まりました。

総務省が携帯業界のお試し割の規制緩和、端末割引規制の強化を発表した。

楽天モバイルの強力なライバルである業界3位のソフトバンクも対抗して打ち出す可能性が高いです。

ソフトバンクでは2024年12月26日時点ではお試し割を提供していません。

お試し割を開始することを公式に発表した携帯キャリアは今のところ1社もありません。

楽天モバイルでお試し割がスタートしたタイミングで、ソフトバンク系ブランドでも対抗策としてお試し割制度を活用したキャンペーンがスタートする可能性があります。

ソフトバンクは、業界3位に位置するため昔から新規顧客の獲得キャンペーンに積極的です。

携帯料金お試し割の規制の上限は税込22,000円分です。

ソフトバンクが現在提供している以下のプランは月額料金が高めで、6ヶ月分の合計料金は22,000円を大きく超えてしまいます。

• ペイトク無制限/ペイトク30/ペイトク50
• メリハリ無制限

ペイトク無制限のプラン料金と割引制度

• 最初の2ヶ月間/3ヶ月間を無料とするキャンペーン
• 6ヶ月間の月額料金を割引して提供するキャンペーン

ソフトバンクは高額化したスマホ端末代金の割引キャンペーンや返却プログラムを利用した高額な残債免除が魅力的なキャリアでした。

2024年12月26日から、ソフトバンクで提供されている新トクするサポートなど返却プログラムにおける高い残価での残債免除が規制されます。

今までのように、超格安でiPhoneの最新機種を利用できる…といった販売方法はできなくなる可能性が高いです。

ソフトバンクは今後も新規顧客を効率的に獲得していくため、お試し割キャンペーンを打ち出す可能性が高いです。

お試し割の導入で何が変わる？

• 今までは不可能だった携帯キャリアの料金プランの現金割引が最大6ヶ月間、22,000円(税込)分まで可能になる
• 今までの携帯キャリアの料金プランのキャンペーンでは、プラン料金に関してはポイント還元が中心

ソフトバンクでは、PayPayポイントによるキャンペーンだけではなく、プラン料金を直接値引したり一定期間無料で提供するキャンペーンがスタートしそうです。

ソフトバンクのメインブランドではなく、通信料金のコストパフォーマンスで契約者数を増やしているワイモバイルやLINEMOでお試し割を導入する可能性も高いです。

ワイモバイルやLINEMOも、携帯キャリアが提供するブランドとして規制の対象に含まれていました。

• ソフトバンク：メインブランド
• ワイモバイル：格安で小容量
• LINEMO：オンライン限定で格安

ワイモバイルの料金プランはシンプル2 S/M/Lの3プラン

シンプル2 Sは割引適用前の料金が月額2,365円(税込)なので、最大22,000円(税込)のお試し割適用後6ヶ月間月額0円にすることが可能です。

シンプル2 M/Lは割引適用前の料金6ヶ月分が22,000円(税込)を超えるため、他の割引と組み合わせて最大22,000円分の割引となると予想しています。

LINEMOの月額プラン料金は22,000円分の割引で6ヶ月間無料にできる