この記事の著者
楽天モバイルやLINEMO/povo2.0/ahamoなどモバイルSIMを複数契約し、長期的な視点で評価しながら、通信クリエーション編集部のライターがコンテンツを制作しています。
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povoを数ヶ月の短期で解約するとどうなるのか
画像引用元:povo公式サイト
この記事ではこんな疑問に回答します。
- povoの契約条件に最低契約期間や縛り契約は含まれずいつでも手数料なしで解約できる
- povo2.0では1年間で6回線以上の新規契約を行った利用者に対して契約事務手数料を設けている
- povoにはスマホ端末セットがないので1度の短期解約で今後の契約がしづらくなる可能性は低い
- povo回線を何度も複数短期解約したユーザーはポイント還元や悪戯目的と判定されて顧客ブラックリストに入る可能性がある
- 顧客ブラックリストに入った場合は以降povoや大手キャリアの回線契約が拒否される場合も
povoに契約期間はなくいつ解約しても手数料なし
povoの契約条件の中に、最低契約期間や解約ができない期間の条件はいっさいありません。
povo2.0は契約期間の縛りなしで解約時の手数料も無料!
画像引用元:povo公式サイト
povoは過去1年以内に6回線以上の新規契約を行うと契約事務手数料がかかる
povoの契約事務手数料は1年以内に同じ名義で5回線までは無料です。
povo側の事務的負担を大量に回線を契約したユーザーに負担してもらう目的で、1年以内に6回線以上の契約では3,300円(税込)の契約事務手数料を徴収します。
実際は必要性の低いpovo回線を契約するユーザーが増加することを防ぐ目的と言えそうです。
povo2.0の契約において、複数のpovo2.0回線の契約事務手数料については当面無料としておりましたが、2022年12月20日から、過去1年以内に同一名義で6回線以上新規契約する場合に限り、契約事務手数料を設定します。
■契約事務手数料について
1年間に6回線以上同一名義で新規契約する場合、1回線あたり3,300円をご請求いたします。
povoを一度だけ短期間のうちに解約しても影響は出づらい
povoを運営するKDDIを含め、モバイル回線事業者はキャンペーン報酬目的での契約や短期解約を嫌っています。
ユーザー側の都合ですぐにスマホ回線がいらなくなるケースも多いです。
- povoを使い始めてみたけれどシステムに慣れず満足できなかった…
- povoを数ヶ月使ってみたけれど、急遽生活環境が変わりギガ無制限プランが必要になった
povo回線を一度契約後、一度短期解約したとしてもpovoや携帯キャリアの顧客ブラックリストにあなたの名義が登録される可能性は非常に低いです。
ケース | 解約の理由 | ブラックリストに入る可能性 |
---|---|---|
一回だけ 数ヶ月で短期解約 |
回線に満足できなかった 生活が変わり必要なくなった |
ほとんどなし |
povoを契約後 180日間以上トッピングや通話を行わなかった |
180日間トッピングまたは660円(税込)以上の課金なしでpovo側から自動解約処理 | 可能性なし 通話やトッピングを全く行わないとpovoから自動解約される |
何度も短期解約を繰り返すユーザー | povo側からしてみれば悪戯目的や 報酬目的に見える |
高まる |
povo回線が半年で自動解約になっても影響なし
povo2.0回線は、以下の2つの条件に当てはまる契約者に対して、回線未利用にともなう自動解約処理を事前予告メールありで行っています。
- 180日間で一度もトッピングを購入しなかった場合
- 180日間で660円(税込)以上の通話やSMSによる従量課金がなかった場合
povo2.0をサブ回線として契約してみたけれど実際は利用しなかったユーザーは、契約から180日以上経過していくと順次解約されていく仕組みです。
povo運営側からの自動解約処理を一度受けても今後povo2.0回線を契約しづらくなる可能性はとても低いです。
povo2.0の解約はアプリからいつでも可能
povo2.0の解約は公式アプリからいつでも簡単に可能です。
1.povo2.0アプリを開いて左上の人型マークをタップ
2.契約管理をタップ
3.解約・他社へのMNPをタップ
4.povo2.0を解約する場合のボタンをタップして解約手続きを進める
5.番号を解約するをタップ
携帯業界では約180日以内の解約が短期解約とみなされるケースが多い
携帯キャリア業界でスマホ回線の短期解約として扱う期間は定まってはいませんが、一般的に180日程度(約6ヶ月)よりも短い期間で解約してしまう行動を意味することが多いです。
povoを何度も短期解約するような行動は避けたほうが良いです。
およそ半年以内の短期解約をpovoや他社キャリアで何度も繰り返していると、要注意ユーザーとしてブラックリストに入れて今後の契約が制限される可能性が高まります。
一度ブラックリストに入ってしまった場合、一定期間povoや大手キャリアを契約しようとしても拒否されることが続く場合があります。
ポイント還元や悪戯目的と判定され、povoや携帯キャリア共通の顧客ブラックリストに入ってしまう可能性があります。
ブラックリスト状態は明確にはわからない
povoを再度契約しようとしても契約審査を通過できない場合は何らかのブラックリストに入っている可能性があります。
povoの回線契約はできないけれど、他社キャリアや格安SIMは契約できる場合がある
- povo以外の他社キャリア
- MVNOの格安SIMサービス
- プリペイド方式や契約のしやすさを謳っている格安SIMサービス(最も契約しやすい)