競輪で勝てる車券を買う方法として、レースや車券、オッズの選び方、賭け金額の設定のコツなどを、競輪プロの視点から解説します。
目次
競輪プロのレース選び
競輪プロのレース選びには、大きく3つのポイントがあります。
高配当狙いなら初特選か決勝
高配当を狙うなら、なるべくオッズが高くなるレースを選ぶ必要があります。その視点で賭けるべきなのは、初日に行われる「初特選」か最終日に行われる「決勝」です。


通常、競輪のレースは予選、準決勝、決勝へと勝ち残りで進みます。しかし、「初特選」では無条件で翌日のレースに勝ち上れることが決まっているのです。

階級の高い選手や成績の良い選手が、初特選に出走します。
初特選に出場する選手は、どんな順位になっても必ず勝ち上れるので、無理に1位を狙いに行くモチベーションが低いです。翌日以降のレースで全力を出せるように、体力を温存する傾向もあります。
レース展開がかなり読みづらくなるため、投票が割れ、オッズが高くなりやすいのです。例えば、ワイドの3番人気は通常だと1.8倍くらいのオッズになりますが、初特選では3倍くらいまで上がります。

決勝レースは、前日までのレースで勝ち上がってきた選手だけが出場するため、全員の実力が高いです。また、決勝レースの順位によって賞金額も大きく変わるため、どの選手も高いモチベーションで臨みます。
例えば、2026年5月28日〜5月30日にかけて青森競輪場で開催されたF2グレードの「仲間と繋がるTIPSTAR杯」決勝(男子レース)における、順位ごとの賞金は以下の通りです。
| 順位 | 賞金額 |
|---|---|
| 1着 | 64万円 |
| 2着 | 37万6,000円 |
| 3着 | 28万9,000円 |
| 4着 | 24万1,000円 |
| 5着 | 21万9,000円 |
| 6着 | 19万9,000円 |
| 7着 | 18万1,000円 |
1位と2位だけでも、25万円以上賞金額に差が出ます。
決勝レースに出場する選手の実力差はほぼなく、モチベーションも等しく高いため、初特選同様にレース展開を読みづらいのです。だからこそ、投票は割れ、オッズが高くなる傾向があります。
初特選と決勝レースは、少数の車券に投票が集中することがないため、人気の車券でもオッズが高くなり、高配当を狙えるのです。
確実な的中を狙うなら「ミッドナイト競輪」か「ガールズケイリン」
配当は少なめでも確実な的中を狙うなら、ミッドナイト競輪かガールズ競輪に賭けましょう。ミッドナイト競輪とガールズ競輪はどちらも、ほぼ実力通りの結果になります。
- ミッドナイト競輪:出場する選手は階級が低い選手ばかりで、実力差が大きい。また無観客でレースが開催されるため、観客からの余計なプレッシャーがなく、本来の実力を発揮しやすい
- ガールズ競輪:他の選手と協働する「ライン」の概念がなく、完全なる個人戦のため、実力がレース結果にもろに反映されやすい。
また、ミッドナイト競輪とガールズ競輪は、どちらも「1番車が勝ちやすい」というデータがあります。これは、競走得点が高い(=直近4カ月の成績が優秀な)順に、車番が決まるためです。


つまり、1番車の選手が一番強く、7番車の選手が一番弱いと考えておけばOKです。
最も的中率が高くなる賭け方は「ワイド1-2」の組み合わせです。

実際にこの買い目は的中率も高く、例えば2026年5月28日~30日にかけて青森競輪で開催されたミッドナイトレース「仲間と繋がるTIPSTAR杯」では、全21レースのうち12レースで「ワイド1-2」が的中となりました(的中率57%)。
選手のモチベーションの差が出やすい負け戦を狙う
「負け戦」とは、決勝に勝ち上がるまでに負けてしまった選手が出場するレースです。「特一般」「選抜」「特選抜」などのレースが、負け戦に当たります。

「負け戦」は各選手のモチベーションに大きな差が出やすいため、比較的予想しやすいです。
負け戦における各選手のモチベーション
・すぐに次の大会に出場する予定がある選手:次のレースに向けて体力を温存したいので、今回の負け戦では全力を出さない
・階級がS級2班の選手:負け戦とは言えポイント(競走得点)を稼がないと、次の審査でA級に降格するリスクがあるため、必死で上位を目指す
・階級がA級1班の選手:負け戦とは言えポイント(競走得点)を稼げば、次の審査でS急に昇格するチャンスがあるため、必死で上位を目指す
特に重要になるのは、毎年1月と7月に行われる「昇降格」です。
競輪のランクは、6カ月間の審査期間における「競走得点の合計 ÷ 出走回数(失格によるマイナス含む)」で決まります。
計算例
・出走数:20回
・合計競走得点:1,800点
・失格回数:2回
→(1,800点÷20回)ー2×3=84点
審査期間の終盤(5月〜6月、11月〜12月など)に行われる負け戦では、出走表の「S2(S級2班)」や「A1(A級1班)」のランクに注目してください。
出走表には必ず各選手の階級が書かれています。

S級を維持できるか、A級に降格してしまうかで、選手の年収は数千万円規模で変わることもあります。
そのため、ボーダーライン上で必死にポイント(競走得点)を稼ぎたい選手は、負け戦であっても必死に上位を狙ってきます。こうしたモチベーションの高い選手を買い目に含めるのがセオリーです。

ちなみに、競輪の昇降格(実施)は毎年1月と7月ですが、「級班を決定するための評価期間(審査期間)」はその半年前(1月〜6月、7〜12月)に終了しています。
例えば6月や12月の開催であれば、審査期間の最終盤であるため、ボーダーライン上の選手は1点でも多く競走得点を欲しがっており、上位へのモチベーションが特に高いです。
逆に、1週間以内などすぐ後に次の大会が控えている選手は、負け戦で体力を温存する傾向にあるので、上位に入る可能性が低くなります。そのため、買い目には含めないようにしましょう。
Keirin.jpの「選手近況成績」のページなどで、各選手が次のレースにいつ出走するのかを確認できます。

競輪プロの車券選び
競輪プロの車券選びのコツは以下の5つです。
- 賭け式は実はどれでもOK!大切なのは「リスク分散」
- ボックス買いは避け、フォーメーション買いで的中を狙う
- 地元選手をなるべく買い目に含める
- ミッドナイト競輪は若い車番を買い目に含める
- 雨の日は「逃」の選手に賭ける
賭け式は実はどれでもOK!大切なのは「リスク分散」
「リスクを分散する」という考え方を持っておけば、どの賭け式を選んでも問題ありません。
上位3着以内に入る2選手を予想する「ワイド」は、最もリスク分散できた賭け方です。例えば「1-2」の組み合わせでワイドに賭けたとしましょう。

この場合、以下の6パターンの結果ならすべて車券は的中となります。
| 1着 | 2着 | 3着 |
|---|---|---|
| 1番車 | 2番車 | その他 |
| 1番車 | その他 | 2番車 |
| 2番車 | 1番車 | その他 |
| 2番車 | その他 | 1番車 |
| その他 | 1番車 | 2番車 |
| その他 | 2番車 | 1番車 |
そのため、ワイドは1点賭けでも、十分にリスク分散ができています。あまり広くワイドを買うと、当たってもトリガミ(=購入金額以下の配当しかもらえないこと)になるので、なるべく1点賭けにしましょう。

逆に3連単は「1-2-3」の組み合わせで買った場合、以下の1つしか的中パターンがありません。
| 1着 | 2着 | 3着 |
|---|---|---|
| 1番車 | 2番車 | 3番車 |
1つでも順位が違えばその時点でハズレとなるため、リスクが高すぎます。そのため、買い目を増やすことでリスク分散しましょう。
私は、基本的に20点くらいで3連単を買っています。

広めに買う分、賭け金額は高くなりますが、3連単はオッズが高いため、当たれば十分に利益を狙えます。
ただ、1回のレースでの配当は1倍台とかなり低いこともあるので、「複数回のレースに分散して賭ける」ことも大事です。
| 3連単の最高配当額 | 53,590円 |
| 3連単の最低配当額 | 180円 |
| 全12レースの3連単の平均配当額 | 12,785円 |
1回で20点買いするとすると、的中率は20%くらいなら利益が狙えます。
「リスク分散」については、自分の資金力に応じて、以下のいずれかのスタイルを選びましょう。
- とにかく賭け金額は少なくしたい:ワイドで1点賭け
- 資金に余裕があるので、当たった時に大きく配当を得たい:3連単で広めに買う(20点ほど)
ボックス買いは避け、フォーメーション買いで的中を狙う
競輪で複数の車券を買う場合、「ボックス買い」と「フォーメーション買い」の2つの方法があります。
ボックス買いとは、賭け式に応じて選んだすべての車番の組み合わせに賭けること。
例えば3連単で「1番車、2番車、3番車」をボックス買いした場合、以下6パターンに一括で賭けることになる。
・1位:1番車 2位:2番車 3位:3番車
・1位:1番車 2位:3番車 3位:2番車
・1位:2番車 2位:1番車 3位:3番車
・1位:2番車 2位:3番車 3位:1番車
・1位:3番車 2位:1番車 3位:3番車
・1位:3番車 2位:2番車 3位:1番車

フォーメーション買いとは、上位の着順は特定の車番に固めつつ、下位の着順は広めに買うこと。
例えば3連単で「1番車ー2番車・3番車ー2番車・3番車・4番車」、以下の4パターンに一括で賭けることになる。
・1位:1番車 2位:2番車 3位:3番車
・1位:1番車 2位:2番車 3位:4番車
・1位:1番車 2位:3番車 3位:2番車
・1位:1番車 2位:3番車 3位:4番車

このうち、競輪プロの賭け方は「フォーメーション買い」です。ボックス買いは、どうしても広く買いすぎてしまうため、賭け金額が大きくなり、トリガミのリスクが高くなります。
本命となる選手を決めて1着や2着を固定し、残りの着順(2着や3着)を少し広めに買うことで、的中率を高めつつも、トリガミになるリスクも減らせます。
地元選手をなるべく買い目に含める
買い目には、地元選手を含めることも大切です。
例えば平塚競輪場のレースの場合、平塚競輪場に所属している選手に賭けましょう。各競輪場のホームページなどから、所属選手を確認できます。

地元選手が有利になる理由は主に以下の通りです。
- 日頃からそのレース場でトレーニングしており、レース場の特徴を熟知している
- 地元のファンの声援を受けられるので、ホーム感がある
- レースに参加するにあたって、移動がなく、コンディション面で有利になる
- 他の選手とラインを組んだ時に、地元選手が勝つようにサポートを受けやすい
出走表を見て地元選手がエントリーしている場合、なるべくその選手を買い目に含めましょう。
ミッドナイト競輪は若い車番を買い目に含める
20時30分以降から始まるミッドナイト競輪では、車番が若い選手(=1番車や2番車)が強いので、買い目に含めましょう。ミッドナイト競輪では、実力のある選手から順に1番車、2番車と車番が設定されるためです。

このレースに出走した各選手の競走得点と、最終着順は以下の通りです。
| 車番 | 選手名 | 競走得点 | 最終着順 |
|---|---|---|---|
| 1番車 | 齊藤 英伊須 | 93.00 | 2位 |
| 2番車 | 今井 聡 | 92.60 | 1位 |
| 3番車 | 高橋 陽介 | 91.41. | 4位 |
| 4番車 | 岡本 英之 | 91.33 | 6位 |
| 5番車 | 太田 剛司 | 89.27 | 3位 |
| 6番車 | 松坂 侑亮 | 87.37 | 7位 |
| 7番車 | 照井 力斗 | 83.73 | 5位 |
また、ミッドナイト競輪に参加するのは、基本的にランクが低い選手です。ランクが低い選手は実力差が大きく、レース結果はほぼ順当になります。そのため、1番車や2番車を含めた車券は、的中しやすいのです。
実際に、上記のレース(2026年5月30日青森競輪 仲間と繋がるTIPSTAR杯第9レース)でも1番車と2番車がそれぞれ2位以内に入る結果となりました。
雨の日は「逃」の選手に賭ける
雨の日のレースでは、出走表の脚質を見て「逃」の選手に賭けましょう。例えば下記のレースは雨のレースでしたが、上位に入った2番車や3番車の脚質は「逃」でした。

ちなみに、このレースに出走した各選手の脚質は以下の通りです。
| 車番 | 選手名 | 脚質 |
|---|---|---|
| 1番車 | 明田 春喜 | 追 |
| 2番車 | 鮫島 康治 | 逃 |
| 3番車 | 照井 力斗 | 逃 |
| 4番車 | 坂田 学 | 両 |
| 5番車 | 佐藤 明 | 追 |
| 6番車 | 田中 勝仁 | 両 |
| 7番車 | 中川 拓也 | 両 |
「逃」とは、レース序盤から先頭を走り、そのまま逃げ切ってゴールするのを得意とする選手です。
雨の日はレース場がスリップしやすくなるため、後方から一気に外を回って追い抜く捲りを狙う選手(脚質「追」)は、落車のリスクを恐れて無理な仕掛けを避ける傾向があります。
また、雨で路面が濡れると、後ろの選手は前が跳ね上げる「水しぶき(雨水や泥)」で前方が見えづらくなり仕掛けが遅れること、コーナーで外を回る際にスピードを上げると滑るリスクも高くなることから、かなり不利です。
安全性を重視してレースが膠着しやすくなる雨の日こそ、マイペースで先頭を走れる「逃」の選手や、そのすぐ後ろを走る選手が有利になるのです。
怖いもの知らずの若手選手がレースを荒らす可能性も
雨の日のレースでは、若手選手がけがのリスクを恐れずに積極的に仕掛けることがあります。級班がA3の選手がでるF2レースで、時々見られる事象です。
若手選手を含めた車券は投票が集まりづらく、オッズは高くなります。雨の日のレースで若手選手の思い切った仕掛けが功を奏して上位に入ると、レースは荒れ、高配当を狙えます。
基本的に雨の日のレースでは、実力のある脚質「逃」の選手に賭けつつ、高めのオッズも狙いたい時は、脚質に関係なく若手選手も買い目に含めてみましょう。
競輪プロのオッズ選び
競輪プロのオッズ選びのコツは、以下の3点です。
「万車券」は狙わない
万車券とは、100倍以上のオッズが設定された車券のことです。

万車券は狙っても当たる確率は低いので、避けましょう。当たっても再現性は低く、継続的に勝てるようにはなりません。
1回で大きく勝つのではなく、何度も勝ちながらコツコツ資金を増やすスタンスが大切です。
足切りのオッズを決める
次に、低すぎるオッズには賭けないことも大切です。例えば私は「どの賭け式でも2倍以下のオッズには賭けない」と決めています。

1倍台のオッズを当てても、ほぼリターンがないためです。自分の中で特に基準が決まっていない人は、私と同じように2倍以上に賭けることを推奨します。
2倍以上のオッズだけに賭けると、後で説明する「負けている時に賭け金額を上げる」という戦略との相性も良いです。
賭けを分散する時は、近しいオッズの買い目を選ぶ
複数の車券に同時に賭ける時は、各車券のオッズに差がありすぎないように選びましょう。例えば、3種類の車券を買う時のOKパターンとNGパターンは以下の通りです。
| OKな買い方 | 車券1:10倍 車券2:15倍 車券3:30倍 |
| NGな買い方 | 車券1:2倍 車券2:20倍 車券3:60倍 |
最大オッズと最小オッズの差は、OKパターンだと3倍(=30倍÷10倍)です。一方でNGパターンだと30倍(=60倍÷2倍)です。
同時に賭ける車券のオッズがあまりにも離れていると、的中時に利益が出るのか否かを計算しづらくなります。賭ける時は、「当たれば大体このくらいの利益が出る」ということを理解しておくのが大切です。
私は基本的に、最小オッズと最大オッズの差は3倍くらいに収まるように賭けています。
競輪プロの賭け金額設定のコツ
競輪プロが大切にしている、賭け金額の設定のコツは以下の通りです。
賭け金額はとにかく低めに、を意識する
競輪で長期的に見て勝つためには、1回の賭け金額をとにかく低くすることが大切です。賭け金額を大きくすると、万が一外れた時に巻き返しができなくなります。
1つの基準として、軍資金の10%くらいを上限にするのが良いです。例えば競輪サイトに10,000円チャージしたら、1回の賭け金額上限は1,000円に設定しましょう。

これなら、9連敗してもまだ巻き返せるチャンスが残ります。
賭け金額はMAXでも1口1,000円
1回の賭け金額だけではなく、1口(1つの車券)の賭け上限も決めましょう。1つの分かりやすい基準として、1,000円にしておくのが良いです。
| 車券 | 賭け金額 |
|---|---|
| ワイド1-2 | 1,000円 |
| ワイド1-3 | 1,000円 |
| 3連複1-2-3 | 200円 |
| 3連単1-2-3 | 400円 |
上記のように買った場合、1口(1つの車券)の賭け上限1,000円を守れています。
そして1回の賭け金額は2,600円(=1,000円+1,000円+200円+400円)ですが、これは自分で設定した1回あたりの賭け金額の上限を守れているなら、OKです。
賭け金額は一定ではなく、利益の状況で調整する
賭け金額は常に一定にするのではなく、その時々の利益の状況を見ながら調整することも大切です。
- 勝っている時:利益が出たらすぐに賭け金額を下げる
- 負けている時:10回賭け終わった時点で損失が出ていたら賭け金額を上げる
例えば、オッズ3倍の車券に500円を賭けて、34回目に初めて利益が出たとします。
| 回数 | 1回あたりの賭け金額 | 結果 |
|---|---|---|
| 1~10回 | 500円 | トータル2,000円の損失 |
| 11~20回 | 600円 | トータル1,000円の損失 |
| 30~34回 | 700円 | トータル200円の利益 |
この場合、35回目からはまた賭け金額を500円に設定し、その後はまた同じルールで賭け金額を調整すればOKです。
このように賭け金額を調整すると、「小さく負けつつ、大きく勝つ」というスパイラルが作れます。
競輪プロの重要な考え方
最後に、競輪プロが勝つために、重要にしている考え方を解説します。
- 長期戦で利益を狙う
- AI予想はあえて参考にしない
- 発売開始直後よりは締め切り間際で賭けるのが良い
- トリガミでもきちんと回収することが大切
- ジンクスや運には頼らず、データをしっかりと見る
- 競輪で勝つための勉強を欠かさない
長期戦で利益を狙う
最も重要な視点は「長期戦で利益を出す」ということです。1回や2回賭けて勝つのではなく、長い時間をかけて100回、200回と投票した時に利益が出ていればOKと考えます。
一時的に負けている状態(=損失が出ている状態)になっても、焦ってはいけません。損失を1回の的中で取り返そうとするのも、ナンセンスです。
冷静な判断を欠いて1回で大きく勝とうとして大金を賭けたり、万車券を狙ったりするのは、リスクが大きすぎます。なるべくリスクを冒さずに、確実性の高い方法でコツコツと的中を重ねる姿勢が大切です。
純粋なギャンブルを楽しみたい人は、短期で大勝負するのもおすすめ
競輪で純粋にギャンブルのハラハラ感を味わいたい人、イチかバチかで一攫千金を狙いたい人は、好きなように賭けてOKです。
私も時々、リスクを度外視して大きな配当を狙った賭けをします。もちろん負けることも多いですが、そこでしか味わえないスリルも、競輪の楽しみ方の1つです。
AI予想はあえて参考にしない
多くの競輪投票サイトでは、AI予想があります。


AI予想は、あえて参考にしないことが大切です。なぜなら、AI予想は多くの人が参考にしており、AI予想の対象になっているオッズは低くなるためです。
そのため、AI予想の対象ではない車券は、オッズが相対的に高くなります。
オッズは、投票が多く集める車券ほど低く、投票が集まらない車券は高くなります。
ただ、ティップスターの「着順アシスト機能(AI)」は、AIに丸投げではなく、自分の予想をベースにAIがアシストしてくれる機能なので、使いやすいです。
まずは投票画面で「着順AIアシスタント」をオンにします。

そして投票画面で1着の選手を選ぶと、残る着順の候補がハイライトされ、選びやすくなるという仕様です。


AI丸投げだと投票が集中し、オッズが低くなります。ただ、そこに自分の考えを少しプラスすることで、低すぎるオッズを避けた投票が可能です。
特に、AI予想は初心者が参考にします。初心者は賭けられるタイミングで賭けるスタンスが多いので、一般的なサラリーマンの仕事終わりの時間にも賭けられる「ミッドナイト競輪」での投票が中心です。

よって、ミッドナイト競輪ほど、ティップスターの着順アシスト機能(AI)を利用して、美味しいオッズを狙えます。
また、競輪には「ライン」という独自の概念があります。
競輪のラインとは
レースの中盤まで、他の選手とチームを組み、連携しながら走ることです。レース中に良い位置取りを取るために、順位を争う敵同士である選手も、レース終盤までは協力し合います。
AI予想は過去の膨大なレース結果を元に予想を考えていますが、「今回のレースでラインがどのように機能するのか」という点までは考慮できていません。
ラインは競輪予想では最も重要な要素の1つであるだけに、それが考慮できていないAI丸投げの予想は、ある意味欠陥予想とも言えます。
競輪のAI予想は実はデメリットも大きいので、基本的には参考にしない方が良いです。
発売開始直後よりは締め切り間際で賭けるのが良い
競輪の車券は、基本的にレース前日の18時30分頃から発売され、発走の5分前まで買えます。買うタイミングは、発売開始直後よりも、締め切り間際を狙いましょう。

なぜなら、発売開始直後は、オッズの数値がおかしいためです。例えば、オッズ3倍だと思って買っても、実際に最終オッズは100倍を超えている、なんていうこともあり得ます。
「オッズ選びの基本」として、万車券を狙わないことや足切りオッズを設定することが重要と説明しました。なるべく最終オッズに近い数値を見て車券を買いましょう。
投票締め切り直前であれば、ほぼ最終オッズに近い数値を見れます。

多少増減することはありますが、残り数分でいきなり何倍も変動することはあり得ません。
トリガミでもきちんと回収することが大切
トリガミとは、的中しても賭けた金額以下の払戻ししか得られない状態です。
例えば、ワイドの車券を100円ずつ3つ買い、オッズ2.3倍の車券1つのみが当たった場合、300円賭けて230円しか戻ってきません。

このような状態を「トリガミ」と言います。ギャンブルでトリガミは避けた方が良いというのが一般論です。
ただ、実際にはトリガミでも確実に資金を回収することが重要になります。トリガミを避けるために買い目を絞りすぎると、ほとんど的中せず、どんどん資金が減ってしまうためです。
逆に、買い目を広げて、仮にトリガミになっても確実に的中させていれば、資金が一気に減ることは防げます。
長期的に競輪で勝つために、「大負けしない」ことは最も重要です。負けても次に賭けるための資金を確保するために、トリガミになるリスクを負っても買い目は広めに賭けるようにしましょう。
ジンクスや運には頼らず、データをしっかりと見る
競輪で賭けていると、「2回外れたら次は必ず当たっている」「〇〇選手に賭けたら必ず当たっている」など、ジンクスのような事象が出てくることがあります。
ただ、ジンクスや運には何の根拠もありません。継続的に勝ちたいなら、データをしっかりとみましょう。
見るべきデータは、自分の賭けに関するデータではなく、選手やレースに関するデータです。
- 競走得点はいくらか
- 直近のレースでの成績
- 脚質
- 地元はどこか
- 選手とレース場の相性
- レース場の天候
基本的に、必要な情報はすべて出走表に載っています。

ただ、出走表に載っている以外にも気になるデータがある場合は、競輪投票サイトの「メモ機能」を使いましょう。ティップスターでは選手一人ひとりにメモを残せる機能があります。(アプリ版のみ)

ここで書いたメモは、出走表にも表示されます。

例えば、ティップスターでは各選手が次にどのレースに出走するかが分かりません。そのため、私はKeirin.jpで情報を仕入れて、それをティップスターのメモに記載し、賭ける際の参考にする、といった使い方をしています。
競輪で勝つための勉強を欠かさない
競輪で勝てるようになるために、勉強は欠かせません。私も競輪を始めた当初は出走表の見方も、ラインの概念も全く分からず、とにかく「人気がある車券を選ぶ」という賭け方をし続けた結果、全く勝てませんでした。
ただ、運に頼るのをやめて、しっかりと勉強し、情報収集と分析をしながら賭けるようにしたことで、次第に勝てるようになりました。
競輪が非常に奥が深く、学ぶべきこともたくさんありますが、まずは初心者向けのコラムや動画から学ぶのがおすすめです。例えばティップスターの公式YouTubeチャンネルでは、競輪の攻略動画がたくさん公開されており、勉強になります。

特に「サテライト典子の競輪攻略 ~初手と戦術編~」という動画は、超初心者向けで分かりやすく、「競輪を一から学びたい」と考えている方におすすめです。



