このページではSEOライティングの記事構成の作り方と、全体的なコンテンツの流れについて解説して行きます。「どのような構成で記事を書いて行けば良いか分からない」という人はぜひ参考にしてください。

WEBライティングのように「読みやすい」記事を目指しながら、「SEO」という部分(特にキーワード)を意識しながら記事の構成を考えて行きたいと思います。

関連ページ:記事構成案の作り方!SEOライティングのプロット作成方法とポイント・注意点

SEOライティングの構成:全体の流れを作成する

初めに、SEOライティングの構成に必要な“全体の流れ”から把握していきましょう。基本的な構成をつかんでおくと、今後の記事構成が楽に作ることができます。

記事構成は型があるので、このような手順で作って行くのがおすすめです。

基本的な記事構成(要約・文章・結論)

  1. タイトルと見出し

    ユーザーに必要な情報を項目ごとに分かりやすく設定し、タイトルを付ける

  2. 要約

    冒頭部分のこと。記事に何が書かれているのかを大まかに紹介する

  3. コンテンツ(本文)

    見出しに沿った内容を書く

  4. まとめ

    記事全体で一番何を伝えたかったのかを簡潔に書く

  5. 誤字脱字、表現方法の確認、足りない箇所の追加コンテンツ

    書いた記事を見直して、誤字や脱字などが無いかをチェックする

SEOライティング記事の作成は難しいと思う人もいるかもしれませんが、基本的には上記5ポイントを押さえて構成して行きましょう。初めにタイトルと見出しを決めて、全体的なコンテンツの構成を決めてからライティングをして行きましょう。

キーワードの上位のサイトやブログを見てユーザーの検索意図やペルソナ(人物像)をつかむ

ライティングの全体像をつかむために、まずは狙うキーワードをGoogle検索で調べ、上位のサイトやブログ(1ページ目の1位~10位)の記事を見てみましょう。サイトによって違うと思いますが、ユーザーの検索意図(何を伝えたいのか?)を確認します。

上位サイトを見て、知識を蓄えながら、じっくりと調査して行きます。例えば「SEOライティング 書き方」というキーワードがあったとして、書き方と言ってもいろんな意図が考えられます。

  • 記事全体の構成を知りたい
  • 技術的なライティングのテクニックを知りたい
  • リード文の書き方やまとめ文章の書き方を知りたい
  • 書き方を学べる本やセミナー情報を知りたい
  • ライターに教えているマニュアルを入手したい

このように、似ていても細かい意図が分かれてくるので、上位の競合サイトを見て、どんな結論になっているか?どんな話しの持って行き方なのか?という全体的な構成を理解するようにします。

またペルソナ(人物像)をイメージしながら、この人にどんな情報を伝えたら喜ばれるか、問題解決になるか?をイメージしながら構成を考えて行きます。

記事のテーマに対して必要な要素やニーズを洗い出す

検索意図をつかんだ後は、「この記事にはどんなコンテンツが必要か?」という、必要な要素やニーズを考えて行きます。

どんな記事でも「必ず入れた方が良い内容や情報」があるので、上位サイトを見た時に「この情報は必ず書こう」と意識しながら、必ず入れるコンテンツを整理して行きます。

公式WEBサイトや情報元サイトを見て一次情報を得る

次に、公式ページや情報元サイトを見て、本当に正しい情報か?を確認して行きます。

上位サイトを見るだけだと、リライト(悪い言い方でパクリ)記事となり、情報の精度が悪いだけでなく、情報が本当に正しいかどうか?分かりません。公式ページや情報元のページや資料などをしっかりと確認し、正しい情報は何か?上位サイトには書いていない情報はないか?を確認します。

SEOライティングは、他のサイトにある似たような情報だけを書いていても上位表示はできません。他のサイトにはない情報や、より深く、より具体的な情報を提供できるように、しっかりと下調べして行きます。

SEOライティング記事構成の作り方 5ステップ

全体の流れに沿い、実際にどのようにSEOライティング記事を構成して行けば良いのかを1プロセスずつ手順を追って説明していきます。

まずはタイトルと見出しを設定しながら「どんな内容の記事を書いて行くか?」「どのような結論に持って行くか?」を決めてから、コンテンツを書いて行きましょう。

Ⅰ.タイトルと見出しの設定

1つめは、タイトルと見出しを設定して、全体的な構成から決めて行きます。見出しは、テーマに沿ったキーワードを入れて簡潔にまとめます。

見出しの設定は、以下の見出しタグを使って行きます。h2・h3などのタグを使うことで記事がとても読みやすくなり、理解度も大幅にアップです。

SEO的にもh2やh3は必須なので、必ず入れて行きましょう。

  • 大見出し:<h2>○○</h2>
  • 小見出し:<h3>○○</h3>
  • 小見出しの更に補足:<h4>○○</h4>

タグの間(○○の部分)に、載せたい見出し(タイトル)を書くだけです。<h2>記事構成の作り方</h2>のように、タグの中に見出しのコンテンツを入れて行きましょう。

書くコンテンツ内容や量にもよりますが、最低でもh2は3つ以上使うようにしましょう。h3やh4は必要に応じて使って行けば大丈夫です。

まずは記事のタイトルと見出しだけを作り、全体的な流れや結論などをイメージできるようにします。

見出しで使うキーワードについて

見出しに使うキーワードの見つけ方は「Googleでキーワード検索をして、上位表示のタイトルや見出しに載っているものを使う」ということが大切です。

まずは必ずGoogle検索をして、上位サイトの検索意図やタイトルや見出しに使っているキーワードを利用するようにしましょう。

上位サイトを見ながら必要があれば、以下のようなツールも使って行きましょう。

Ⅱ.導入・要約文(記事を読むメリット、問題解決、悩みの共感)

次に、記事全体を通して何が書かれているか?の<導入・要約文>を大まかで良いので作成しましょう。冒頭の、「このページではSEOライティングの記事構成の作り方と~」が導入部に該当します。

以下のように、この記事のメリットや問題解決できること、ターゲットについて書いて行きます。

  • この記事は何を書いているのか
  • この記事でどんなメリットがあるのか
  • どんな問題が解決するのか
  • ターゲットにしている読者はどんな人か

このように要約文は、できるだけ完結に書いて行きます。

この記事の要約のように「どのような構成で記事を書いて行けば良いか分からない」というような、問題を抱えているターゲットの悩みに言及するやり方も有効です。

共感を求める方法「記事を書く時にどうしてもまとまりがなくなってしまう」などの書き方も有効ですが、共感を得ることに失敗する可能性があります。

できるだけ「メリット」「問題の解決」「ターゲット」あたりに絞って書くのがおすすめです。

Ⅲ.コンテンツ(本文)の書き方

記事の要となるコンテンツ(本文)の作成です。コンテンツの書き方は意外と難しく、記事は余分なことを書かずにできるだけシンプルに作って行きましょう。

①読者に分かるよう初めに結論を書く

まずコンテンツの書き出しは「結論」を書いて行きます。SEOライティングの場合は「短い時間で答えにたどり着く」ことが大切です。

ダラダラ文章を書くのではなく、見出しの冒頭で結論を書くようにしましょう。

②表やリストを作って分かりやすくする

コンテンツでは説明しにくい部分は、表やリストを使って伝えることも非常に有効です。特にライターは文章で書こうとする人が多いので、複雑な項目などは表やリストを使うようにしましょう。

表やリストも見出しのすぐ下に入れて、答えをすぐに発見できるようにするのも重要です。

③1つの見出しに複数のことを書かない

記事を書くのが下手な人の傾向として、1つの見出しに複数の項目を書いていることがあります。

フルーツに関する記事があったとして、「みかん」の見出しに「りんご」について下記、「りんご」の見出しに「みかん」のことを書いています。

「みかん」の見出しにはみかんのことだけを書き、「りんご」の見出しにはりんごのことだけを書くようにしますよう。

④表面的な薄い内容にならないようにする(具体例を入れながら解説する)

SEOライターの報酬は1文字〇円ということが多いので、できるだけ早く記事を書こうとします。そのため、あまりリサーチをせずに記事を書いてしまったり、誰もが知っている内容を長々と説明していることがあります。

ライターも知識が十分でない状態で記事を書くことが多いですが、記事を書く前に十分にリサーチをして頭に落とし込んでから記事を書いて行きましょう。具体例なども交えて解説すると、伝わりやすいです。

今のSEOは他のサイトでも書かれている情報は評価されにくくなっています。Google検索をして上位に表示される情報を見ながら、それよりも「より具体的な内容」を書くようにしましょう。

⑤独自情報や一次情報を入れる

独自情報・一次情報とは、経験・体験談など自分にしか書けない情報のことです。SEOライティングにおいて、自身の経験ほど貴重なものはありません。

他のサイトには無いオリジナリティの記事だと判断され、Googleでも上位表示されやすくなります。

「深い内容」や「独自情報」などはネット検索では出てこないことが多いので、Twitterなどで検索したり、時には2ちゃんねるなどのクローズドな情報サイトを見てリサーチすることも有効です。

⑥難しい説明は分かりやすく要約する

あまり難しい言葉や説明は使用せず、もし使う時は誰が読んでも分かりやすいようにできるだけ要約してください。記事内容によっては説明が難しくなることも、また時には専門的な用語を使うこともあるでしょう。

しかしそのまま書いてしまうと、「この記事は専門的な言葉ばかりで分かりにくい」と最後まで読んでくれないことの方が圧倒的に多いです。難しすぎて、そのページから離脱してしまいます。

まずは自分の頭で理解してから、子どもでも分かるように、分かりやすい言葉を使って説明しましょう。
自分の頭で理解していない状態で記事を書いても、読者も理解ができません。

自分で理解してから記事を書いて行きますが、コンテンツで表現することができない場合は、表を使ったりリストを使ったりなど、コンテンツ以外の方法で伝えるようにしてください。

Ⅳ.まとめ・結論

見出し・導入文・コンテンツすべて書くことができたら、最後の『まとめ』に取り掛かります。

“記事全体を通して何を言いたいのか?読んでくれたユーザーに何を伝えたいのかを、簡潔に記載することが大切です。

文章として書いても良いですし、少し長くなりそうならば、ポイント部分は箇条書きでシンプルにまとめるのも良い方法です。

まとめ・結論”なので、長々とした内容は不要ということを覚えておいてください。

Ⅴ.記事の見直し・誤字脱字コピペチェック

まとめまで作成できたら、記事は完成です。しかし実際にGoogleへとアップする前に、作成した記事に誤字脱字が無いか必ず見直してください。

内容が良かったとしても、誤字脱字があるだけで質が低い記事になってしまうからです。

またコピペチェックを行うことも重要なポイントです。私が良く利用しているのはCopyContentDetectorという無料コピペツールです。

書いたテキストをコピーしてそのまま空欄にペースト「チェックする」をクリックするだけで、類似度・一致率・連続文字数・テキスト間判定などを一覧で表示してくれる優れものです。

記事の何%が他のサイトと類似・一致しているのかなどが、数字で出るため一目瞭然です。

無料のプランでも4000文字まで一度にチェックできるので、記事作成後は是非利用することをおすすめします。

記事構成を作る時の注意点

記事の構成を作る時の注意点です。

答えを明確にする

SEOライティングは、Googleなどの検索エンジンから「答えを探しに来る」人が多いです。記事全体を最初から最後まで読む人はほとんどなく、探している答えを見たら、すぐに去って行きます。

ですので、できるだけ答えを明確にして、記事の最初にニーズに答えることが大切です。見出しごとに言いたいことも、見出し最初の文章で結論を書くようにしてください。

似たような見出しやコンテンツを書かない

依頼する側から嫌われるSEOライターとして、似たような見出しやコンテンツを何度も書くことがあります。

ライターにとっては違う見出し、違うコンテンツと認識しているかもしれませんが、読み手からすると、似たような内容が何度も出てきて、非常にストレスを感じます。

SEOライティングは答えを探してくる人が多いので、見出しやコンテンツや明確に分けて、見出しごとに違う内容になるよう心がけましょう。

文字を稼ぐ言葉を入れない

ライターの方全体に言えることですが、無駄な言葉を多用してくることが非常に多いです。無駄な接続詞だけでなく、一文まるまる削れる文章を入れてくるので、依頼する側としては厄介です。

  • 結論から言いますと~
  • まず始めに〇〇について説明します。
  • 〇〇については〇〇です。理由は〇〇だからです。

このように、無駄な言葉や文章を入れてくるのは、依頼者としては非常に厄介で、その後の無駄な文章を削る作業が必要になります。

次に依頼されなくなるので、文字数を稼ぐ行為は絶対にしないように気を付けましょう。

コピーコンテンツやリライトは入れない

記事の内容は、タイトルや見出しを含めてコピーコンテンツやリライト(少し言葉を変えたパクリ)は絶対に入れないようにしてください。コピーコンテンツはGoogleからの評価を得られないので、上手く書いたとしても検索エンジンで上位表示することはできません。

上位サイトを見てユーザーの検索意図を学ぶことは大事ですが、あくまで自分の言葉で書くようにしましょう。

まとめ:ユーザーとGoogleに分かりやすく伝える構成を作る

SEOライティング記事の構成・作り方は、まず情報収集から行なうことが大切です。作成したい内容のキーワードをGoogleで検索し、1~10位はもちろん20位くらいまでは全サイト確認しましょう。

どのようにまとめられているかを分析し、その後見出しや導入部・コンテンツを作るとスムーズに進みます。

この記事で何度も言っているように、“ユーザー第一”を常に意識して構成することが重要です。これらのポイントを押さえて、リピートされるSEOライターを目指しましょう。

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